広がりゆく時間

モダンのPPTQで、AjitとNikoが対戦しています。AjitはNikoの《氷河の城砦》を対象に、《広がりゆく海》を唱え、「誘発してカードを引くよ」と言いました。NikoはAjitを止め、白マナ1点を出してから《広がりゆく海》の解決を認めました。Ajitは少し考えてから「戦闘に入っていい?」と言いました。Nikoは《》1つをタップしてAjitの《瞬唱の魔道士》を対象に《稲妻のらせん》を唱え、プレイヤーたちはそれぞれカードを墓地に置きました。その後で、Nikoはジャッジを呼び、「Ajitが《広がりゆく海》の誘発を忘れました」と言いました。どうすべきでしょうか。

Answer
多くの人が見逃しがちな重要なポイントは、Nikoは浮かしていた白マナを使って《稲妻のらせん》を唱えていたので、Ajitのメイン・フェイズに行動していたということです。
NikoがAjitのメイン・フェイズに行動しているので、Ajitの戦闘に入る手順省略は無効です。Nikoがすぐに対応しているので、Ajitは1度だけ優先権をパスしたことになります。Nikoは《広がりゆく海》の誘発がスタックにある間に行動することができていたので、そう扱うことになります。誘発型能力が解決されるべき時期が過ぎているということを示すゲームの行動は取られていません。
違反はなく、《広がりゆく海》の誘発型能力はスタックにある状態です。