「レベル2試験に関する疑問についてのアンケート」のまとめ

「レベル2試験に関する疑問についてのアンケート」のまとめ 今年の早い時期に、「New New World Order」と名付けられた、ジャッジプログラムの再定義が行われ、これによってジャッジプログラムにおいてすべてのレベルの段階が見直されました。 最も重要な変更は、レベル2ジャッジの認定要件と維持要件が設定され、「チームリーダー」と「レベル2試験官」という2つの資格が設定されたことです。これらの記事では、私達はここの詳細や潜在的な質問に対して最善を尽くしましたが、その説明が十分になることはないだろうとわかっていました。私達は各地域でこれらに関する調査を実施し、似たような質問についてまとめて回答しようと考えました。 もしここで回答されていない質問や、疑問がある場合場合は私に連絡してください。 今後のレベル2育成のために何か提案はないかと私達が行った調査について。その調査内容を現在分析中です。とてもたくさんの提案が行われ、それらに対して注意深く考慮する必要があるためです。私達は、2017年の早い段階で回答を返したいと考えています。 変更内容についての手順   筆記試験で合格点を取った人が、インタビューの結果不合格になったら何が起こるの? 試験を実施する前にも面談を行うことがベストプラクティスとして挙げられます。ですが、以下の3つが同時に満たされると質問のケースは起き得ますので回答します。 試験官が、レベル2候補者がレベル2の基準に適っているかを確認するための面談を行わずに試験を実施する。かつ、 レベル2候補者が筆記試験で合格点を取る。かつ、 レベル2候補者が「試験を受けるための要件」または「レベル2試験内容」のいずれかを十分にを満たしていない。 このケースの場合、候補生は試験に不合格と判断されます。試験官は、ジャッジセンターへ入力するレビューに不合格である旨を明記し、地域コーディネーターに知らせる必要があります。そうしてエラーで昇格してしまうことを防ぎます。 試験の得点は、次回以降の試験には持ち越されません。試験に不合格になったのであれば、次回の試験ではもう一度筆記試験を受ける必要があります。 レベル2試験は遠隔地受験(=オンライン)で受験してもいいの? はい。地域コーディネーターはそうするための権限を与えられています。希望するなら、地域コーディネーターと相談しましょう。 レベル2を失効した人は、他の方法でレベル2になることは可能? いいえ。同じ手順を踏んでもらいます。 不合格になった場合、地域コーディネーターのフォローアップを受けることはできる? これは、地域コーディネーターの作業負荷や対応することができるかを踏まえて彼らに任されています。   「プレイヤー交渉能力」や「基本的な調査能力」ってどういったものが含まれるのか示してほしいんだけど。 プレイヤー交渉能力は、プレイヤーへの接し方/ルールの取り扱い/指示を行うことに関する技術であり、反感をほとんど生まないようにするためのものです。例えば、プレイヤーが〔デッキ/リストの問題〕で【ゲームの敗北】を受ける場合、プレイヤーがルールや、ペナルティーの必要性や、この違反から学ぶことを理解できるように伝える技術です。 調査能力は、怪しい状況が起きたときにそれに気づき、事実確認を行い、ゲームの状況に対する詳細な調査を行い、違反に対する構造的な結果を導き出す能力です。たとえば、誤ったマナが支払われた状況(〔その他一般のゲームルール抵触行為〕)でジャッジが呼ばれた際に、そのジャッジが、誤りを犯したプレイヤーがTop8に残るためにはそのゲームに勝つのが唯一の道であり、そのプレイヤーが【失格】に相当するだけでの十分な証拠を得るための適切な質問を行う方法を理解しているか、ということが問われているのです。 レベルの維持   維持要件はいつ確認されるの? レベル2はレベルの維持のために筆記試験を受ける必要があるの? 要件は毎年1月中に確認されます。2016年については、レベル2維持に関する試験はまだ作成されていません。今年についてはこの要件は適用されないでしょう。 レベル維持に関する要件を満たしている期間はいつ?これは認定を受けてからの期間で満たす必要があるの? あなたが認定された年については、維持要件は気にする必要はありません。認定された翌年から維持要件は毎年チェックされます。 ルール知識の維持はどのように評価されるの? 現在レベル2維持のための試験を作成中なので、近いうちに詳細を発表できるようにしたいと考えています。 なんで他のジャッジへのレビューが必要なの? レベル2の権限の1つにL1の認定というのがあります。L1を認定することは維持要件に含まれているわけではありません。ただ、L1の認定には評価/インタビューが必要です。レビューを出してもらうことで、あなたがL1候補生に対する評価技術を持っていることを判断できるわけです。また、PPTQのヘッドジャッジとして、あなたは他のジャッジと一緒に働くことがあるでしょう。私達は、あなたのチームメンバーに対して、ちゃんと意味あるフィードバックをしてもらいたいのです。最後に、私達は、あなたがそういったことができるということをジャッジセンターにログインして記録に残してほしいのです。 そう、レビューの質はこういった目的で評価されています。表面的なレビューはあなたがレビューの書き方を心得ていれば書けるでしょうが、その裏にある考え方を示してはくれないのです。 ルール知識に関する試験に落ちたらどうなるの?   ルール知識に関する試験に不合格になると、地域コーディネーターと話をする機会が設けられます。この話し合いの結果で今後の動向を決定します。その内容から、あなたのルール知識の更新が不十分であると判断されれば、レベルの降格もあり得ますし、地域コーディネーターの裁量でルール理解度の向上に関する計画の検討もあり得ます。 なんでレベル2維持にインタビューが含まれていないの? こういったことに関するインタビューを行うには、(特に地域コーディネーターの)管理上の負担がとても大きくなります。私達は全てのレベル2にレベル2試験を受けた際の質を維持してほしいと考えています。劇的な質の低下や大きな問題があると、地域コーディネーターによって判断された場合は、適切な対応がなされるでしょう。 私がいる地方で、レベル2を維持するだけの十分なイベントよりもたくさんのレベル2がいたらどうやって維持したらいいの? 地方のイベント主催者や他のジャッジと、あなたの技術を維持するための機会について話をしましょう。あなたはイベント主催者に対して、その地方において更なるレベル2がいることで、イベントの日程に柔軟性を持たせることができるようになること、あるジャッジがイベントに参加できなくなった場合の代替案が用意できるようになることが、イベント主催者の十分な利益につながることを示せるはずです。あなたは他のジャッジと話をして、自分がジャッジできるイベントが増えることで、自分たちの将来において、あなたがいることによって、他のジャッジの負担を減らせるようになることを示し、みんなが幸せになる将来を提示できるはずです。 ルールに関する試験が年に1回の理由は? 私達は試験の詳細を検討中です。文書が更新された際には、テストの回数が年に2回になるかもしれませんが、これについては年に1回1月中にテストを実施するかもう少し長い時間枠にするかを決める予定です。 地域コーディネーターは受験に際しての取得要件を外すことができる。これは維持要件についても同様? いいえ。ただ注意してほしいのは、維持要件を満たせなかったとしても、自動的に降格するというわけではなく、地域コーディネーターとの協議の上で降格がなされる、ということです。協議の結果、そのジャッジの今後を決定するわけです。 なんでレベル2維持要件はレベル2取得要件より簡単なの? 私達は維持要件と取得要件について、その負荷がちょうどよいバランスになるような状況を作りたいと考えています。私達は、誰かがレベル2を取得する際に、候補生が必要な技術全てを持っていることをチェックしなければなりません。その代わり、レベル2の維持要件は、その人が一度取得要件を満たしているのですから、その技術がきちんと更新されていることをチェックすれば大丈夫なわけです。 ジャッジをする機会   もし競技イベントでのジャッジをする機会がなかったらどうしたらいいの? […]

Read more.