「レベル2試験に関する疑問についてのアンケート」のまとめ

Written by Alfonso Bueno
Level 3, Spain

Written by Alfonso Bueno
Level 3, Spain

Written by Julio Sosa
Level 3, Argentina

Written by Julio Sosa
Level 3, Argentina

Written by Bryan Prillaman
Level 3, Florida (USA)

Written by Bryan Prillaman
Level 3, Florida (USA)

Written by Sean Catanese
Level 3, Washington (USA)

Written by Sean Catanese
Level 3, Washington (USA)

「レベル2試験に関する疑問についてのアンケート」のまとめ

今年の早い時期に、「New New World Order」と名付けられた、ジャッジプログラムの再定義が行われ、これによってジャッジプログラムにおいてすべてのレベルの段階が見直されました。

最も重要な変更は、レベル2ジャッジの認定要件と維持要件が設定され、「チームリーダー」と「レベル2試験官」という2つの資格が設定されたことです。これらの記事では、私達はここの詳細や潜在的な質問に対して最善を尽くしましたが、その説明が十分になることはないだろうとわかっていました。私達は各地域でこれらに関する調査を実施し、似たような質問についてまとめて回答しようと考えました。

もしここで回答されていない質問や、疑問がある場合場合はに連絡してください。

今後のレベル2育成のために何か提案はないかと私達が行った調査について。その調査内容を現在分析中です。とてもたくさんの提案が行われ、それらに対して注意深く考慮する必要があるためです。私達は、2017年の早い段階で回答を返したいと考えています。

変更内容についての手順

 

  • 筆記試験で合格点を取った人が、インタビューの結果不合格になったら何が起こるの?

試験を実施する前にも面談を行うことがベストプラクティスとして挙げられます。ですが、以下の3つが同時に満たされると質問のケースは起き得ますので回答します。

  1. 試験官が、レベル2候補者がレベル2の基準に適っているかを確認するための面談を行わずに試験を実施する。かつ、
  2. レベル2候補者が筆記試験で合格点を取る。かつ、
  3. レベル2候補者が「試験を受けるための要件」または「レベル2試験内容」のいずれかを十分にを満たしていない。

このケースの場合、候補生は試験に不合格と判断されます。試験官は、ジャッジセンターへ入力するレビューに不合格である旨を明記し、地域コーディネーターに知らせる必要があります。そうしてエラーで昇格してしまうことを防ぎます。

試験の得点は、次回以降の試験には持ち越されません。試験に不合格になったのであれば、次回の試験ではもう一度筆記試験を受ける必要があります。

  • レベル2試験は遠隔地受験(=オンライン)で受験してもいいの?

はい。地域コーディネーターはそうするための権限を与えられています。希望するなら、地域コーディネーターと相談しましょう

  • レベル2を失効した人は、他の方法でレベル2になることは可能?

いいえ。同じ手順を踏んでもらいます。

  • 不合格になった場合、地域コーディネーターのフォローアップを受けることはできる?

これは、地域コーディネーターの作業負荷や対応することができるかを踏まえて彼らに任されています。

 

  • 「プレイヤー交渉能力」や「基本的な調査能力」ってどういったものが含まれるのか示してほしいんだけど。

プレイヤー交渉能力は、プレイヤーへの接し方/ルールの取り扱い/指示を行うことに関する技術であり、反感をほとんど生まないようにするためのものです。例えば、プレイヤーが〔デッキ/リストの問題〕で【ゲームの敗北】を受ける場合、プレイヤーがルールや、ペナルティーの必要性や、この違反から学ぶことを理解できるように伝える技術です。

調査能力は、怪しい状況が起きたときにそれに気づき、事実確認を行い、ゲームの状況に対する詳細な調査を行い、違反に対する構造的な結果を導き出す能力です。たとえば、誤ったマナが支払われた状況(〔その他一般のゲームルール抵触行為〕)でジャッジが呼ばれた際に、そのジャッジが、誤りを犯したプレイヤーがTop8に残るためにはそのゲームに勝つのが唯一の道であり、そのプレイヤーが【失格】に相当するだけでの十分な証拠を得るための適切な質問を行う方法を理解しているか、ということが問われているのです。

レベルの維持

 

  • 維持要件はいつ確認されるの? レベル2はレベルの維持のために筆記試験を受ける必要があるの?

要件は毎年1月中に確認されます。2016年については、レベル2維持に関する試験はまだ作成されていません。今年についてはこの要件は適用されないでしょう。

  • レベル維持に関する要件を満たしている期間はいつ?これは認定を受けてからの期間で満たす必要があるの?

あなたが認定された年については、維持要件は気にする必要はありません。認定された翌年から維持要件は毎年チェックされます。

  • ルール知識の維持はどのように評価されるの?

現在レベル2維持のための試験を作成中なので、近いうちに詳細を発表できるようにしたいと考えています。

  • なんで他のジャッジへのレビューが必要なの?

レベル2の権限の1つにL1の認定というのがあります。L1を認定することは維持要件に含まれているわけではありません。ただ、L1の認定には評価/インタビューが必要です。レビューを出してもらうことで、あなたがL1候補生に対する評価技術を持っていることを判断できるわけです。また、PPTQのヘッドジャッジとして、あなたは他のジャッジと一緒に働くことがあるでしょう。私達は、あなたのチームメンバーに対して、ちゃんと意味あるフィードバックをしてもらいたいのです。最後に、私達は、あなたがそういったことができるということをジャッジセンターにログインして記録に残してほしいのです。

そう、レビューの質はこういった目的で評価されています。表面的なレビューはあなたがレビューの書き方を心得ていれば書けるでしょうが、その裏にある考え方を示してはくれないのです。

  • ルール知識に関する試験に落ちたらどうなるの?

 

ルール知識に関する試験に不合格になると、地域コーディネーターと話をする機会が設けられます。この話し合いの結果で今後の動向を決定します。その内容から、あなたのルール知識の更新が不十分であると判断されれば、レベルの降格もあり得ますし、地域コーディネーターの裁量でルール理解度の向上に関する計画の検討もあり得ます。

  • なんでレベル2維持にインタビューが含まれていないの?

こういったことに関するインタビューを行うには、(特に地域コーディネーターの)管理上の負担がとても大きくなります。私達は全てのレベル2にレベル2試験を受けた際の質を維持してほしいと考えています。劇的な質の低下や大きな問題があると、地域コーディネーターによって判断された場合は、適切な対応がなされるでしょう。

  • 私がいる地方で、レベル2を維持するだけの十分なイベントよりもたくさんのレベル2がいたらどうやって維持したらいいの?

地方のイベント主催者や他のジャッジと、あなたの技術を維持するための機会について話をしましょう。あなたはイベント主催者に対して、その地方において更なるレベル2がいることで、イベントの日程に柔軟性を持たせることができるようになること、あるジャッジがイベントに参加できなくなった場合の代替案が用意できるようになることが、イベント主催者の十分な利益につながることを示せるはずです。あなたは他のジャッジと話をして、自分がジャッジできるイベントが増えることで、自分たちの将来において、あなたがいることによって、他のジャッジの負担を減らせるようになることを示し、みんなが幸せになる将来を提示できるはずです。

  • ルールに関する試験が年に1回の理由は?

私達は試験の詳細を検討中です。文書が更新された際には、テストの回数が年に2回になるかもしれませんが、これについては年に1回1月中にテストを実施するかもう少し長い時間枠にするかを決める予定です。

  • 地域コーディネーターは受験に際しての取得要件を外すことができる。これは維持要件についても同様?

いいえ。ただ注意してほしいのは、維持要件を満たせなかったとしても、自動的に降格するというわけではなく、地域コーディネーターとの協議の上で降格がなされる、ということです。協議の結果、そのジャッジの今後を決定するわけです。

  • なんでレベル2維持要件はレベル2取得要件より簡単なの?

私達は維持要件と取得要件について、その負荷がちょうどよいバランスになるような状況を作りたいと考えています。私達は、誰かがレベル2を取得する際に、候補生が必要な技術全てを持っていることをチェックしなければなりません。その代わり、レベル2の維持要件は、その人が一度取得要件を満たしているのですから、その技術がきちんと更新されていることをチェックすれば大丈夫なわけです。

ジャッジをする機会

 

  • もし競技イベントでのジャッジをする機会がなかったらどうしたらいいの?

こういった問題はジャッジ自身にとって特殊なものですが、一般的な質問で十分なアドバイスはできるものではありません。私達は、あなたの地方のイベント主催者と、良好な関係を築くこと、新たにジャッジをする機会を増やす計画を立てることを推奨しています。

  • レベル2としてグランプリに参加しなくてもいいの?

はい。近年ではほとんどのレベル2ジャッジはグランプリでジャッジをしていません。(訳注:日本リージョンは状況が異なります。年あたりの総参加者数が世界一のリージョンであることもあり、多くのレベル2ジャッジがグランプリでジャッジをすることができています。ですが、やはりレベル2だからといってグランプリでジャッジをしなければならないということはありません。)グランプリに参加しているわけではありません。

  • レベル2がヘッドジャッジとして必要なイベントは何?

PPTQです。http://magic.wizards.com/en/protour/preliminaryqualifiers

  • PPTQの中には参加者数が少なくて、1人でできてしまうケースもある。レベル2候補生や新しくレベル2になった人が、チームを組む経験を得るにはどうしたらいい?

 

そういった機会は、地域やコミュニティ、主催者の好みによって大分幅が違いますので、気軽に地域コーディネーターや地方のリーダーに、学ぶ機会を得られるか相談しましょう。L1とレベル2を扱うスフィアで既に国際的な枠組みのプロジェクトが発足していますが、あいにく有用なことを言えるような状況になるのはまだ先です。これについては公表できるようになったらすぐしますので、乞うご期待。

レベル2の資格について

 

  • もしレベル3認定プロセスでのチームリーダーの認定要件が埋め終わったら、自動的にレベル2用のチームリーダー資格がもらえるの?

いいえ。チームリーダーの受験要件はレベル3試験プロセスとして有効なものです。私達はチームリーダー認定を受けることを推奨します。なぜなら追加の経験としてとても利益のあることであり、あなたがチームリーダー資格を持つことで、グランプリの2日目のチームリーダーを、評価の対象としてではなく任されることができるようになるからです。

  • チームリーダー資格の認定要件にある「Excellentの例」ではどれも、「経験を積んだレベル3ジャッジに期待されている水準」ものだと思う。その詳細について知りたいんだけど、聞いてもいい?

素晴らしさ、というのは非常に幅が広く主観的です。そして、それはあるグランプリから次のグランプリまでの間に大きく変化していくもので、イベントの特定の状況に依存する話です。私達はチームリーダー資格の更新を2月(資格概要を発表してから6ヶ月後)に予定しており、その更新の際にはより具体的にしていく予定です。

  • レベル3ジャッジには、グランプリの土曜日にチームリーダーができることが求められる。なんでレベル2のチームリーダー資格を得たとしてもそれができないの?

日曜日のチームリーダーをするのと、土曜日のチームリーダーをするのは全然別物です。土曜日は、日曜日に比べて作業が非常に複雑でチームの規模も大きく、失敗の影響がより顕著になります。レベル3は、その人たちの能力や専門知識が、そういった進行に必要な様々な分野について、レベル2のチームリーダー資格を持つ人たちよりも深いものを持っていることを証明しています。それが、この配置における違いとなります。

  • レベル2試験官資格は各地域ごとに定員は設けられているの?

これは、各地域の地域コーディネーターに要否の判断が任されているもので、地域コーディネーターが自分の地域のプロセス管理の権限を持っています。

  • レベル3になるのに、レベル2試験官資格は必要?

不要です。

  • なんでチームリーダー資格にはL3Pで80%を取ることが含まれているのに、レベル2試験官資格には含まれていないの?

チームリーダー資格とレベル2試験官資格は全く目的が違う資格です。レベル2がチームを率いるのに必要なことは、問題に即座に対応できるルールの知識と大規模なイベントのフロアを見る能力です。一方レベル2試験官は、即応性は余り高くないため、十分な知識と実際に指導するにあたって指導する過程において物事を見る力が必要とされるのです。

  • より多くのレベル2を認定するための計画はあるの?

ここではそういう質問には触れません。もし何かアイディアがあったり、ジャッジプログラム側に必要なことがあれば、ジャッジプログラムのリーダーであるAlfonsoBuenoに伝えてください。

  • レベル2が取得できる2つの資格を、レベル2が両方とも取ったら、それはレベル3と何が違うの?

レベル3になるためのプロセスは、レベル2が取得できる両方の資格を取るよりも大変です。2つの資格を取得するために評価される項目以外にも、様々な項目をチェックされるからです。

レベル3ジャッジは、レベル2試験官及びチームリーダーができないことを行うことが出来ます。例えば、グランプリの土曜日のチームリーダーやジャッジ規約委員会の委員となること、GPヘッドジャッジ/プログラムコーディネーター/地域コーディネーターのような特別な役職に就くこと等があります。レベル3は、レベル2がなれる2つの資格のように特定の分野について注目するのではなく、レベル3として全ての資質を満たした人がなれる資格なのです。

レベルの要件

 

  • なんでレベル2試験の合格点は80点なの?

試験の合格点は、様々な要因を加味して示されています。ルールやポリシーの知識として、レベル2として示すべきいくつかの役割、試験の長さ、筆記試験での問題の表現、試験環境等といった感じです。レベル2ジャッジは、度々1人でPPTQなどのルール適用度が高いイベントを行う場合がある一方、グランプリのような大きなイベントでフロアに出ることもあります。こういった両方の項目のバランスを鑑みたうえで、レベル2として必要かつ十分なルールとポリシーの知識について、これらの要素を満たす最低ラインの点数が80点、ということなのです。

  • なんで、競技イベントについてのレベル2からの推薦は、プレイヤーをしながら観察したときのものではなく、一緒に仕事をしたものである必要があるの?

他のジャッジと一緒にジャッジとして活動することは、各ラウンドのマッチを終えてからの10分間ずつ観察するよりも断然見方が違うものとなります。レベル2ジャッジになった後、そのジャッジは他のジャッジのサポート無しでPPTQのようなイベントで活動することになりますから、候補生が十分にそういった活動ができると確信を得る必要があります。候補生がレベル2ジャッジとして十分に活動できるだけの実力を備えていないと判断したのであれば、それを候補生に伝え、そのイベント中に候補生への指導を開始することが出来るのです。プレイヤーとして参加していたならこうはいきません。

  • 地域コーディネーターがこれらの要件を放棄できる「例外的な状況」は、どういった内容が該当するの?

「例外的な状況」は、「難しい状況」と同一のものではありません。一般的に、私達は問題を認識できた上で、問題を解決するための行動計画を作ることができ、望む結果を得られるような人にレベル2になってもらいたいと考えています。あなたが自分の地方に1店舗しかないイベント主催者と一緒にイベントができていないとしても、それは「例外的な状況」には当たりません。最も分かりやすい例としては、そのジャッジが他のジャッジと交流を持つのが難しいような遠隔地に住んでいる場合、というのが想定されています。

「例外的な状況」について詳細を示すことは、詳細を書くことで起こる問題の方が大きいケースがよくあります。私達は、詳細を書くことで問題が引き起こされるかもしれないので、そういった項目のリストアップするようなことは避けたいのです。地域コーディネーターはそういった問題を適切に理解し運用できると信頼されているのです。

  • なんでレベル2の取得要件に、他のジャッジへのレビューが含まれているの?レビューの質も評価されるの?

レベル2が持つ裁量の1つに「レベル1の認定」というものがあります。レベル1を認定することは、レベル1候補生の試験を監督し、候補生が合格するかを確認するだけではありません。評価とインタビューを行う必要があります。このレビューによって、あなたがそういった候補生たちをきちんと評価できるかを確認できるわけです。また、PPTQのヘッドジャッジとして活動する際に、あなたは他のジャッジと一緒に活動することになるっでしょう。私達は、あなたが一緒に活動したジャッジに対して有意義なフィードバックを出来るかを判断できるようになってほしいのです。そして最後に、私達はあなたがジャッジセンターに記録を残し、ジャッジセンターを活用できているかを調査したいのです。

つまり、答えはYesです。表面的なレビューはあなたがレビューの入力手順を知っている証ですが、その裏にある考え方を示してはくれないのです。

  • 「記事、カンファレンスのレポート、または複数のジャッジが参加するイベントのレポート」とはどういった内容で構成すればいいの?例えばブログへの投稿はカウントされるの?Facebookへの投稿は?Judge of the Weekのプロフィールは?Judge Appsへの投稿は?どの程度の長さが要求されるの?

この要件の目的は、候補生がそういった有用なコンテンツを生み出し、そういったものをきちんとした形式で他のジャッジと知識の共有をできるか、コミュニティに対して利益を与えることができるか、という事をチェックします。

記事やカンファレンスレポート、トーナメントレポートの場合、それはJudgesAppsで公開される必要はありません。ただ、それらはその記事を読みたいと思った人が見られる場所で公開され、あなたが書いた内容(項目やイベント)に対して十分な知識が評価される状況にあることが望ましいです。JudgeAppsのフォーラムへの投稿やFacebookへの投稿の場合、書かれた内容によってはこの要件が十分に満たされない可能性があります。そういった問題をクリアするのは不可能ではないでしょうが、記事を見ることに対して不要な障壁を作ってしまっていることになりますし、そういったことは推奨されないのです。

  • 書いた記事の質はチェックされるの?その場合、その内容が十分か、方法として問題ないかは誰が判断するの?

学校で同じような課題が与えられたとき、生徒は「どれくらいの長さが必要なの?」と質問するでしょうが、先生はこう答えるでしょう。「十分な長さだよ」と。ここでも同じ回答をさせてもらいます。コンテンツは単語の量よりもその内容が重視されます。私達は、参加者数やラウンド数を数え上げているわけではなく、何も起きなかったとう報告を求めているわけでもありません。他のジャッジが見習うべき事柄や、あなたにフィードバックするべきことを探しているのです。

コミュニティにとって何が有用かつ肯定的なものかを測る、という候補生の能力は、「レベル2試験を受けるための要件」レベル2で評価されるべきものです。

  • なんでJudgeAppsの使い方や知識がレベル2の要件に含まれていないの?オンラインでのコミュニティへの参加の仕方も必要とされるべきじゃないの?

それはチェックされますが、試験官は試験の取得要件をクリアする段階で十分な適性があるかどうかを判断します。

  • 12か月以内に12個の認定イベントまたは2つの競技イベントではなく、6ヶ月に6個の認定イベントである理由は?

あなたがどの程度、ルールやポリシーを解釈できた上で運用することに対して、十分親しんでいるかということを理解しようとしたら、どの程度イベントで活動しているかを見る必要があります。ルールやポリシーは徐々によりよいものに変化しています。短い期間で沢山ジャッジして、次のジャッジをする機会までに間隔があいてしまうことは、あなたがレベル2として持つべき能力を失わせることになります。

  • レベル2になったばかりの人がPPTQのヘッドジャッジを務める前に、何か追加の要件を定めるべきじゃないの?

レベルシステムの主な目的は、イベント主催者が自店舗のイベントでスタッフを確保できるようにすることです。レベル2に認定されるということは、競技イベントでジャッジをする能力を保証するものであり、主催者はどのレベル2であってもPPTQを運営できると期待してしかるべきです。店舗内で開催するイベントにおいて、私達は主催者にレベルの違い以外で探すジャッジを区別するようなことを期待はしません。

レベル2の推薦レビューという要件は、「この人はPPTQを運営するに足る」という証明を含みます。これは、その人がPPTQを運営するに足ると信じられるときだけ与えられるべきです。さらに、試験官は、候補生がPPTQを運営するには能力が足りていないと感じるようであれば、試験すべきではありません。レベル2の取得に関する全ての要件は、次の質問に答えられるかを計るために存在します。

「その人物はPPTQのヘッドジャッジをやるに足る人物ですか?」

つまり、レベル2であることで十分で、追加の要件は設けるべきではないのです。

  • レベル2候補生を試験する人達は、どうやってその候補生が全ての要件を満たしているか確認するの?

レベル2候補生は、レベル2の受験要件をすべて満たした、ということを示す証明を、レベル2試験官に提出することを求められます。ジャッジセンターでのレビューのスクリーンショットやフォーラムへの投稿のリンクなどがそれに当たります。

その他

 

  • 名札やジャッジシャツはどうやって手に入れたらいいの?

新しいレベル2向けの名札は、定期的に作られます。そういったものは地域コーディネーターに渡されて、可能なタイミングで配ってもらっています。ジャッジシャツはグランプリで配られます。いくつかの地域では、自分達の名札やジャッジシャツを作っている地域もあります。地域コーディネーターに問い合わせるか、地方のリーダーではどうなっているかを問い合わせてみましょう。

  • レベル2への報酬に関する「公式な通知」みたいなものはあるの?

 

いいえ。ただ、あなたが受け取る報酬は適正であるべきで、時間や努力が適切に反映されていると自分が納得できるものであるべきです。

  • 地域のリーダーシップはレベル2にも参加できることはありますか?

もちろん!エリアキャプテンはレベル2ジャッジであることが多いです。多くの地域のリーダーは他のジャッジを助けたり、イベント外で頼りにされる人物が自然に成長してリーダーとなっています。地域のリーダーになることに肩書は必要ありません。もしあなたが時間がありあなたがリーダーシップをふるえるように感じているのであれば、地域コーディネーターに聞いてみましょう。

  • 地域コミュニティへの関係という中でレベル2として期待される活動ってどんなもの?

レベル2は、地域の関与する上でそのコミュニティに有用な関係をもたらせることを期待されます。各地域(や同地域内での別の国)では、どういった活動がそういった関係に繋がるかは大きく違うものです。こういった点について、国際標準を作るというのは無理な話です。大抵は地域コーディネーターが、あなたの地域においてそういったことを尋ねる相手として適切な人になります。

非常に一般的な形式として述べておくと、レベル2ジャッジは最低限1つは地方コミュニティに属して、最新の状況に保ち、そのコミュニティに利益をもたらすべき存在であるのです。

  • なんでNNWOが告知されてから要件が変わったの?

NNWOは制度の骨格としてデザインされていますから定義は曖昧であり、制度の各部分を方向付けるための理念を記したものです。NNWOの各部分は制度検討を行っているグループやそのリーダーによって、より深く上手く働くように詳細を検討される必要があります。このプロセス(骨格の例で言えば、骨格に対して臓器を用意し、筋肉や皮を付けといった作業)において、私達は上手く働かない部分を探し、改善していくわけです。

  • JudgeAppsにおいて、「地方のリーダー」みたいな役職を実装したりすることは可能?

可能です。現在、そういったものの詳細を検討中であり、もう少ししたら実現すると思います。

もし何か質問やコメントがあれば、この記事に関する議論をするためのフォーラムにお願いします。