この文書に定められた違反の措置のなかで、ライブラリーの無作為化された部分を切り直すというものがある。
IPGに記載されているいくつかの違反は、修正手順の一部分としてあなたにシャッフルやライブラリーの無作為化するように促します。その場合は、ここで指示されている手順を使用してください。
この場合、ライブラリーの一番上や一番下に置かれたなど、ライブラリーの中で無作為でない部分を判別し、それを取り分ける。両プレイヤーがそれを確認したあと、墓地、追放領域、戦場にある、《渦まく知識》や占術カードなどのライブラリー操作系のカードを確認する。
私たちはプレイヤーに自身のライブラリーの無作為化を指示する際に、ライブラリーの中の、既知の部分や意図的に順番が決められた部分が失われることを避けなければいけません。プレイヤー達にはわかっているカードが存在しないのかどうかをしっかりと確認しましょう。しかし、プレイヤーの記憶から得られた情報が必ずしも正しいとは限らないので、ライブラリーに対して、カードや効果が順番を決めている部分はないか、、(フェッチランドのように)無作為化されている可能性がないか、自分でも確認してください。
ライブラリーを切り直したあとで、取り分けて置いたカードを本来あるべき場所に戻す。
位置や内容がわかっているカードを取り分けて、それらを伏せた状態で離しておき、それ以外の無作為であるべき部分をプレイヤーにシャッフルしてもらい、その後、取り分けておいた、位置や内容がわかっている部分をあるべき場所に戻します。
措置の一部としてのジャッジによる切り直しは、ゲーム上の切り直しとしては扱わない。
ごめんね、《コーシのペテン師/Cosi’s Trickster》。 ここでいう「ジャッジによる切り直し」というのは、違反によりライブラリーを切りなおすことが求められているのであり、ジャッジが切り直すことが推奨されているわけではない、ということに注意してください。プレイヤー自身が切り直し、対戦相手に提示するよう示してあげましょう。