この文書で定める違反のいくつかは、「カード群」を参照する。
ここでいう「いくつかの違反」とは、IPG2.2〔過剰なカードを見た〕、IPG2.3〔非公開カードに関する誤り〕、IPG3.5〔デッキの問題〕が該当します。
カード群とは、ゲームのルールや効果によって物理的に隔てられた集まりを指す。それは領域と対応することもあるが、領域の一部でしかないこともありうる。また、カードが1枚であってもカード群として扱われる。
カードやルールは、その解決中に一時的に「カード群」を作ることがあります(例:《嘘か真か/Fact or Fiction》、《集合した中隊/Collected Company》、あるいはドローステップ中のドローなど)。あなたが1枚以上のカードを持っている場合、それはカード群です。 あなたのライブラリーの一番上のカードを3枚めくって公開したなら、それはカード群です。 その他にカード群にあたるのは、ライブラリー、墓地、追放領域、手札など、ゲームの中で自然に存在するものです。できるだけ明確にするために、1枚のカードがカード群になる可能性があることも具体的に明記しています。
カードは次のカード群に入るまでの間そのカード群に属しているものとする。それらの「間」の状況は存在せず、(新しいカード群が非公開のカード群でない限り)まだ表面が見られていないカードは前のカード群に属したままである。
これは、どうやってもカード群に含まれないカードは存在しないことを保証するために明示しているに過ぎません。また、カードがカード群を変更する場合の線引きもされています。 プレイヤーが2枚のカードを占術しているときに、3枚目を占術することになっていると思い(実際はそうではない)、ライブラリーの一番上からカードを取り始めた場合、その3枚目のカードは、占術されている2枚の束に見えるか追加されるまで、占術されているカード群の一部ではありません。 それ以前は、まだ「ライブラリーの一番上」にあります。