IPG 2.5 ゲーム上の誤り ─ その他一般のゲームルール抵触行為

懲罰:【警告】

定義:

 この違反は、プレイヤーが何か誤りを犯したりゲーム手順を正しく進めなかったりした場合に起こる様々な場合に適用される。総合ルールに抵触している行為のうち、他の〔ゲーム上の誤り〕が該当しないものはこの違反となる。

例:

(A) 《神の怒り》を{3}{W}で唱えた(実際のコストは{2}{W}{W})。

(B) 毎ターン攻撃しなければならないクリーチャーで攻撃しなかった。

(C) 致死ダメージを受けたクリーチャーを墓地に置かないままにしていて、数ターン後に気付いた。

(D) カードを宣言すべきだったにも関わらず宣言していない状態の《ファイレクシアの破棄者》が戦場に出ている。

(E) 《渦まく知識》をプレイしたプレイヤーが手札から2枚ライブラリーに置くのを忘れた。

理念:

 〔ゲーム上の誤り ─ その他一般のゲームルール抵触行為〕は1人のプレイヤーの責任であるが、多くの場合には公開下で起こることであり、両方のプレイヤーはゲームにおいて何が起こっているのか気付いているはずである。これらの誤りを「修正」したい衝動に駆られるが、それよりも、問題の重大さに関らず、全てのジャッジが均質に取り扱えるようにすることが重要である。

追加措置:

 違反が以下のいずれかの分類に当てはまり、かつ、その分類だけに当てはまる場合、単純な巻き戻しが可能でないかぎり、記された措置を行う。

  • プレイヤーが、戦場に存在している、継続的効果を生み出す常在型能力に関して不正な選択をしていた(必要な選択をしていなかったことを含む)場合、そのプレイヤーは適正な選択を行なう。不正な選択によって発生した明白な問題について、単純な巻き戻しを考慮してもよい。
  • プレイヤーがカードを引いたりカードを捨てたりカードを手札から他の領域に戻したりするのを忘れていた場合、そのプレイヤーはその処理を行なう。
  • オブジェクトが、必要な領域移動を行わなかった、あるいは領域移動に際して誤った領域に移動したことによって間違った領域に存在し、そのオブジェクトがどれであるか全てのプレイヤーが把握しており、それを動かすことによってゲームの局面をそれほど阻害しない場合、そのオブジェクトを正しい領域に置く。
  • ダメージ割り振り順が宣言されていなかった場合、該当するプレイヤーが順番を選ぶ。

 上記のどれにも当てはまらなければ、巻き戻しを検討するか、ゲームをそのまま続ける。

 〔ゲーム上の誤り〕にプレイヤーが気づけるべき時間内に気づかれなかった場合、そのほとんどにおいて、対戦相手は〔ゲーム上の誤り ― 違反の見逃し〕の懲罰を受ける。

置換効果が存在していたり相手プレイヤーの指示に従って処理していたりして、両方のプレイヤーに〔その他一般のゲームルール抵触行為〕の責任があるとジャッジが判断したら、両方のプレイヤーが〔ゲーム上の誤り ― 違反の見逃し〕ではなく、〔ゲーム上の誤り ― その他一般のゲームルール抵触行為〕の懲罰を受ける。たとえば、一方のプレイヤーが《流刑への道》を相手のクリーチャーに唱え、対戦相手がそのクリーチャーを墓地に置いた場合、両方のプレイヤーがこの違反となる。