懲罰:— 【失格】
定義:
イベント関連文書で定められた規則を破ったり、イベント・スタッフに嘘をついたり、あるいは、自分(やチームメイト)のマッチで違反があったにもかかわらずそれに注意しなかったりした。
この文章は、〔非紳士的行為 ─ 故意の違反〕が考慮される状況を網羅しています。もしこれらの3つのカテゴリに分類される基本的な状況に一致しないようであれば、それは〔非紳士的行為 ─ 故意の違反〕には当たりません。さらに、イベント規定に関する意図的な違反はすべて〔非紳士的行為 ─ 故意の違反〕に含まれます(例外:意図的な〔イベント上の誤り ─ 遅いプレイ〕は〔非紳士的行為 ─ 遅延行為〕に含まれます)が、それらは単純に他の違反の格上げとして扱われるべきではありません。
「規則を破った」と「違反に気づいた」という文言は、総合ルールに関する違反とイベント規定に関する違反の両方を含みます。プレイヤーはもし自分達が間違いを犯したらジャッジを呼ぶことを求められます。加えて、両者がゲームの状態に責任を持つことで、プレイヤーも自分たちの対戦相手が違反を犯したことに気づいたらジャッジを呼ぶことが期待されています。
IPGはチーム戦フォーマットでも、プレイヤー達が自分のチームメイトの違反を指摘することに責任を持つことを規定しています。これは、それぞれのチームがそのイベント中では、グループで賞を得るようになっているからです。それに応じて、チームのメンバーは自分が気づいたチームメイトの違反を指摘する説明責任を、自分のマッチと同様に持ちます。
「規則を破った」と「違反に気づいた」という文言は、総合ルールに関する違反とイベント規定に関する違反の両方を含みます。プレイヤーはもし自分達が間違いを犯したらジャッジを呼ぶことを求められます。加えて、両者がゲームの状態に責任を持つことで、プレイヤーも自分たちの対戦相手が違反を犯したことに気づいたらジャッジを呼ぶことが期待されています。
IPGはチーム戦フォーマットでも、プレイヤー達が自分のチームメイトの違反を指摘することに責任を持つことを規定しています。これは、それぞれのチームがそのイベント中では、グループで賞を得るようになっているからです。それに応じて、チームのメンバーは自分が気づいたチームメイトの違反を指摘する説明責任を、自分のマッチと同様に持ちます。
また、以下の条件を満たしていない場合、〔故意の違反〕にはならない。
-そのプレイヤーが自分の行動で有利を得ようとしている。
-そのプレイヤーが自分が不正なことをしていると認識している。
マジックでは、〔非紳士的行為 ─ 故意の違反〕は常に「意図的な行動」か「意図的に行動しないか」のどちらかです。「偶発的な故意の違反」というようなものはあり得ません。偶発的な誤りは、IPGの他の項目で定義されている、該当する違反として処理されるべきです。
加えて、もしプレイヤーが自分の行動で有利を得ようとしていないなら、その違反は〔非紳士的行為 ─ 故意の違反〕には該当しません。一般的に、誰かが故意の違反で利益を得ようとしているとあなたが考えているなら、それがまさに故意の違反と判断するポイントとなるのです。もしそこに利益が発生しないなら、それは〔非紳士的行為 ─ 故意の違反〕ではありません。例えば、Abeのライフが6の時に、彼がこのターンに召喚したクリーチャーで攻撃したとします。Nedはこれに気づいたものの、《稲妻/Lightning Bolt》を2枚持っていたので、無視してダメージをそのまま受けたとします。このケースでは、Nedは〔非紳士的行為 ─ 故意の違反〕を受けません。彼はAbeが2枚の《稲妻》で敗北する際に、少しでも気分よく負けてもらおうとした結果です。ただ、このルールはプレイヤーが見られる場所に置かれていますので、「親切」でなされたかのように思われるストーリーを考える人がいるかもしれないことに注意しましょう。可能な限りの真実を見極めるというのがあなたの責任です。
前述の条件には書かれていませんが、定義に書かれている通り「ルールを破っている」ことが第3の条件として挙げられます。ルールを誤解していて優位を得るために違反していると思っていても、実際には適正な場合は〔非紳士的行為 ─ 故意の違反〕には当たりません。
IPGの〔非紳士的行為 ─ 故意の違反〕は、以前には、〔故意の違反 ─ 詐欺行為〕〔故意の違反 ─ 非公開情報規定抵触行為 〕〔故意の違反 ─ ゲーム物品の不正操作〕という項目に分けられていました。2013年1月の更新時に、IPGはこれらの違反を〔非紳士的行為 ─ 故意の違反〕として統合しました。特定の行動が〔非紳士的行為 ─ 故意の違反〕かどうかをジャッジが判断しやすくするために、全ての種類の違反を〔非紳士的行為 ─ 故意の違反〕の基準として変更されました。
加えて、もしプレイヤーが自分の行動で有利を得ようとしていないなら、その違反は〔非紳士的行為 ─ 故意の違反〕には該当しません。一般的に、誰かが故意の違反で利益を得ようとしているとあなたが考えているなら、それがまさに故意の違反と判断するポイントとなるのです。もしそこに利益が発生しないなら、それは〔非紳士的行為 ─ 故意の違反〕ではありません。例えば、Abeのライフが6の時に、彼がこのターンに召喚したクリーチャーで攻撃したとします。Nedはこれに気づいたものの、《稲妻/Lightning Bolt》を2枚持っていたので、無視してダメージをそのまま受けたとします。このケースでは、Nedは〔非紳士的行為 ─ 故意の違反〕を受けません。彼はAbeが2枚の《稲妻》で敗北する際に、少しでも気分よく負けてもらおうとした結果です。ただ、このルールはプレイヤーが見られる場所に置かれていますので、「親切」でなされたかのように思われるストーリーを考える人がいるかもしれないことに注意しましょう。可能な限りの真実を見極めるというのがあなたの責任です。
前述の条件には書かれていませんが、定義に書かれている通り「ルールを破っている」ことが第3の条件として挙げられます。ルールを誤解していて優位を得るために違反していると思っていても、実際には適正な場合は〔非紳士的行為 ─ 故意の違反〕には当たりません。
IPGの〔非紳士的行為 ─ 故意の違反〕は、以前には、〔故意の違反 ─ 詐欺行為〕〔故意の違反 ─ 非公開情報規定抵触行為 〕〔故意の違反 ─ ゲーム物品の不正操作〕という項目に分けられていました。2013年1月の更新時に、IPGはこれらの違反を〔非紳士的行為 ─ 故意の違反〕として統合しました。特定の行動が〔非紳士的行為 ─ 故意の違反〕かどうかをジャッジが判断しやすくするために、全ての種類の違反を〔非紳士的行為 ─ 故意の違反〕の基準として変更されました。
どちらかの条件でも満たしていなければ、その違反は〔故意の違反〕ではなく、他の違反で取り扱われる。
IPGでは明確に、その違反が〔非紳士的行為 ─ 故意の違反〕に該当する状況が実際に起きているかを、ジャッジがより簡単に判別できるよう〔非紳士的行為 ─ 故意の違反〕と認定するための基準を設定しています。もし〔非紳士的行為 ─ 故意の違反〕の条件のうち1つでも満たされていないものがあれば、ジャッジは他の違反を適用することを考慮するべきです。あなた独自の定義を適用してはいけません。
〔故意の違反〕は一見すると〔ゲーム上の誤り〕や〔イベント上の誤り〕になるので、意図や認識を確認するためにジャッジによる調査が必要である。
行動を調査する技術はジャッジコミュニティの中で非常に高い価値があります。それは地域担当ジャッジの資質の一つですし、全てのジャッジが向上に努めるべきものでもあります。IPGは〔非紳士的行為 ─ 故意の違反〕に対して明確な証拠を必要としませんが、むしろイベントスタッフにはそのプレイヤーが利益を得るために意図的にルールを破ったことを決定するために最良の裁定を出せるよう努力することを期待します。この文は注意喚起と質問のためのものです。この特別な技術は、起こりうる状況がそれぞれ異なるため、その技術を開花させることは非常に難しいです。
例:
(A) プレイヤーが、対戦相手に無断で記入済みの結果報告用紙を改竄した。
(B) 自分の主張を強めるため、ゲーム中に何が起こったかについてイベント・スタッフに嘘をついた。
(C) 対戦相手のクリーチャーが致死ダメージを受けていないにもかかわらず、対戦相手がそれを墓地に置くことを放置した。
(D) 対戦相手が《饗宴と飢餓の剣》の誘発型能力の半分だけを解決したことに気付いた上で、その誤りを指摘しなかった。
(E) ドラフト中に、他のプレイヤーのピックを覗き見た。
(F) シールドデッキのカード・プールにカードを加えた。
(G) 過剰なカードを引いてしまったことに気付いたが、懲罰を受けるのを避けるためにジャッジを呼ばなかった。
これらの全ての例が、プレイヤーが故意にゲームのルールやイベント規定に違反したり、うそをついたりしているものです。これは完全なリストではありませんが、これはよくある状況の大半をカバーしています。一つ、明確に上記の例に含まれないものがあります。「誘発忘れを指摘しなかったこと」です。これは、あなたに有益なタイミングで指摘したとしても、決して〔非紳士的行為 ─ 故意の違反〕ではありません。