2.13 ビデオ・カバレージ

ルール適用度が競技ないしプロのイベントの中には、マッチの生中継や録画放送のために動画を用いるものがある。プレイヤーは、カメラに撮られることを拒否することができるが、ルール適用度がプロのイベントの決勝ラウンドのマッチに残っているプレイヤーは拒否することが認められない。

ビデオ・コメンテーターは、イベント上観客として扱われるが、中継対象のプレイヤーに聞こえない限りにおいてマッチ中に話すことが認められている。彼らはカバレージの間、イベント参加者すべてに対して敬意を持ってふるまう責任がある。

観客はまた、控えめであればマッチの記録を取ることも認められている。

世界選手権、プロツアーのヘッドジャッジは、その裁量によって、マッチ中に裁定を出すためにビデオ・リプレイを用いてもよい。ビデオ・リプレイを用いてよいイベントは、世界選手権とプロツアーだけである。プレイヤーはジャッジにビデオ・リプレイを参照するように求めることはできない。ビデオ・リプレイは、のちの調査手順で用いられることもある。