ジャッジが、ラウンド・クロックが進行中に1分以上マッチを中断させた場合、そのマッチの時間を適宜延長させるべきである。
プレイヤーには1ラウンドすべての時間をマジックのゲームに使用する権利があります。割り込みが入った場合でも、延長時間を与えることによってゲームの時間をフルに使えるようにします。延長時間が与えられたプレイヤーが、ラウンド終了の知らせがあったときまだゲームを続けている場合、正確な時間を計測してもらうためにジャッジを呼ぶべきです。
デッキ・チェックのためにマッチが中断されていた場合、デッキ・チェックにかかった時間に加えて3分の延長が与えられる。
通常のデッキチェックではデッキを並べ替えるため、デッキが無作為ではなくなることがほとんどです。そのため、プレイヤーは次のゲームに進む前にデッキの無作為化のための十分な時間が与えられます。明文化されていませんが、ゲームとゲームの間の処理にかかる時間は約3分間という基準があります。ゲーム間の処理をやり直すために十分な時間が与えられます。これは、プレイヤーに〔ゲームの敗北〕が与えられたとしても、デッキチェックにかかった時間に3分追加された時間が与えられます。
オンライン・カバレージが行われているイベントでのフィーチャー・マッチは、プレイヤーがフィーチャー・エリアに集まるまでに要した時間に加えて3分の延長が与えられる。但し、フィーチャー・マッチの時間が別に管理されている場合はこの延長を適用する必要はない。
フィーチャーマッチは、プレイヤーが着席してゲームの準備をしている最中に発表されることが多いです。フィーチャーマッチが発表された後に、プレイヤーは行っていた準備を中断してフィーチャーエリアに移動しなければなりません。延長時間は、プレイヤーが移動して新しい対戦エリアで落ち着くための時間を考慮したものです。オンライン・カバレージで取り上げられるプレイヤーは主催者によって選ばれます。取材されるプレイヤーは、単に面白い試合を見たいという観客の欲求に協力したり、主催者に好意として協力しているだけであり、そういったプレイヤー達に不利益が与えられるようなことは避けるべきです。もちろん、フィーチャーマッチの試合時間が、他の試合とは別に管理されているようであれば、プレイヤーが試合時間で不利になることを心配する必要はありません。
〔遅いプレイ〕の懲罰により、時間の延長ではなくターンの追加が与えられる場合がある。それらの追加のターンは、マッチ終了時の追加のターンに追加される。
詳細はIPG3.3〔遅いプレイ〕を参照してください。プレイヤーが〔遅いプレイ〕の警告を受けた場合、お互いのプレイヤーに延長の1ターンが与えられます。片方のプレイヤーのみが〔遅いプレイ〕の警告を受けた場合は合計して追加の7ターンが、お互いが警告を受けた場合、追加の9ターンが与えられます。ただし追加ターン中に〔遅いプレイ〕が与えられた場合、追加ターンは与えられません。
これは失われた時間のいくらかを取り戻すために、どの程度の時間が失われたかを計測や定量化する必要がない方法として採用されています。
これは失われた時間のいくらかを取り戻すために、どの程度の時間が失われたかを計測や定量化する必要がない方法として採用されています。