4.8 決定の撤回

プレイヤーには実際に行動を起こす前に選択を検討することが期待されており、口頭・物理的を問わず対戦相手に伝わった行動を取り消すことは通常認められていない。

プレイヤーが行動をしたあとで、自身の判断が誤りであったことに気づく場合がある。もしそのプレイヤーが別の判断をしたいと望む場合、行動した時点以降に新しい情報を得ていない限り、ジャッジはその翻意を認めてもよい。

このとき、ジャッジはその決定によると思われる行動が取られた時点以降で、プレイヤーが本当に情報を得ていないかについて慎重に検討しなければならない。

特に、自身が取った行動を取り消すかどうか判断するために、プレイヤーが対戦相手の反応(や反応がないこと)を利用しようとするようなことは認められない。

情報が得られていないとジャッジが確信を持てない場合は、決定の変更を認めないこと。

情報が得られる前にチームメイトが介入することは、復元を検討する上で許容されうる。

例:

プレイヤーが《島/Island》をプレイした直後、他の行動が取られる前に「ごめん、《沼/Swamp》をプレイするつもりだったんだ」と言った。
プレイヤーが「ブロックなしで」と言った直後に「待って、これでブロックするよ」と言い直した。
プレイヤーが「ターン終了…じゃない、土地置いて終了」と言った。