カードはスタッフから直接受け取らなければならず、未開封新品でなければならない。プロツアーや地区選手権、世界選手権においては、開封され、捺印されているドラフト・ブースターが使われる場合がある。
イベントに参加する各プレイヤー(あるいはチーム)が受け取る物品は完全に同数同種でなくてはならない。たとえば、ドラフトに参加するあるプレイヤーに『ゼンディカーの夜明け』のドラフト・ブースター3個が配られた場合、他のプレイヤー全員にも『ゼンディカーの夜明け』のドラフト・ブースター3個が配られなければならない。
開かれたドラフト・ブースターのエキスパンションに含まれるカード(そしてそのプレイヤーのカード・プールで開封され、あるいはピックされたカード)だけがそのプレイヤーのデッキで使ってもよいカードである。この例外は以下の通り。
プレイヤーは、《平地》《島》《沼》《山》《森》という名前のカードを自分のデッキやサイドボードに何枚でも加えてよい。冠雪基本土地(《冠雪の森》など)や《荒地》は、それらを使用できるフォーマットであっても追加できない。
・『ドラゴンの迷路』のドラフト・ブースターから出た、『ラヴニカへの回帰』や『ギルド門侵犯』の基本でない土地。
・『運命再編』のドラフト・ブースターから出た、『タルキール覇王譚』の基本でない土地。
・『戦乱のゼンディカー』や『ゲートウォッチの誓い』のドラフト・ブースターの『Zendikar Expeditions』から出た基本でない土地。
・開封されたドラフト・ブースターから出た、そのセットと関連したMasterpiece Seriesのカード。
プレリリース・イベントではさらなる例外が認められることがある。これについてはプレリリース情報で告知される。
プレイヤーは、ジャッジの許可の元でカードを同名のカードに交換することができる。
『コンスピラシー』は多人数戦専用にデザインされたものなので、『コンスピラシー』のブースター・パックをリミテッド(シールド・デッキ、ブースター・ドラフトとも)の認定公式戦イベントで使用することはできない。
個人戦のシールド・デッキのイベントでは1人あたりドラフト・ブースター6個を、ブースター・ドラフトやチーム戦のロチェスタードラフトのイベントでは1人あたりドラフト・ブースター3個を使用することが推奨されている。現在の発売状況に合わせた物品の推奨される組み合わせ方については、付録Dを参照。
イベント主催者がプレイヤーによる物品の提供を認めた場合、その物品は他の物品とひとまとまりにされた上で、無作為に配られなければならない。
イベント主催者が追加の土地・カードを提供しない場合、参加登録前にそう告知しなければならない。イベント主催者が求めた場合、プレイヤーは、イベントからの棄権時あるいはイベント終了時にそれらの土地・カードを返さなければならない。プレイヤーは自分の持参した基本土地を使用してもよい。
また、プレリリース・イベントでプレイヤーが手に入れたフォイルのプロモカードはそのセットのカードなので、使うことができます。もう1つ付け加えると、手に入れたチェックリスト・カードは該当する両面カードも入手した場合にのみ使うことができます。
プレイヤーはカードを同名カードの別版に交換することを求めることができます。また、プレイヤーはフォイル・カードの代用カードを求めることがありますが、そのカードが開封時に傷ついていたのでない限り代用カードを発行するべきではありません。入手できるなら、そのプレイヤーはそのカードのファイルでない版を用いることができます。
様々な理由で、プレイヤーが自分で持ってきた基本土地を使いたがることがあります。これは通常は問題ありませんが、区別できる状態の(曲がった)フォイルの基本土地や、一日中使っているとスリーブが区別できるようになる『アルファ版』の土地には注意しましょう。土地そのものには問題なくても、区別できるようになることには問題がある場合があります、