IPG 2.2 ゲーム上の誤り ─ 過剰なカードを見た

懲罰: – 【警告】

定義:
プレイヤーが、カードの記載面を見うる行動を、適正な権利のないままにとった。

この懲罰は、複数のカードが一連の行動によって見られた場合にも1回だけ適用する。

理念:
過剰なカードを見てしまうことはよくあることである。この違反は、手を滑らせたりルールを誤ったりして、プレイヤーが見るべきでないカードを見てしまったという状況を扱う。

ライブラリー内のカードは、それが他の非公開のカード群に触れるまでの間、そこにあるものとして扱われる。それらのカードが他の非公開のカード群と合わさった場合、〔非公開カードに関する誤り〕や〔その他一般のゲームルール抵触行為〕となる。

プレイヤーは、この懲罰を「追加のシャッフル」あるいは引きたくないカードをライブラリーの中に戻すための方法として扱ってはならない。そのような行為は〔非紳士的行為 ― 故意の違反〕である。

また、この懲罰を遅延行為のために用いることも許すべきではない。

ライブラリーは既に無作為化されているので、公開されたカードをライブラリーの中に混ぜ入れるためにそれほどの時間を認めるべきではない。

追加措置:
プレイヤーは、それらのカードがライブラリーに含まれていたなら、デッキ内にあってそれまで未知であったカードすべてをライブラリーの無作為化されている部分に戻して切り直す。その後、既知のカードをそれらの正しい位置に置く。