IPG 1.4 復元

 この文書の中で、ジャッジに復元の可能性を考慮してもよいという記載が存在する。

 

プレイヤーが手に入れうる、プレイヤーの行動に影響を与えうる情報が存在するため、復元は最終手段として扱われ、ゲームをそのままに続けさせるのがはっきり悪い解決であるという状況においてのみ適用される。

 

よい復元とは、得られた情報が何も影響を及ぼさず、プレイの流れが変わらない(訂正された誤りを除く)ものである。言い換えると、復元は選択の幅が最少である状況に限る。

 

 ヘッドジャッジだけが復元を許可できる。大規模なイベントにおいては、ヘッドジャッジはその権限をチームリーダーに委譲してもよい。

 

 復元をする場合、誤りの行われた時点以降の各処理は、もっとも後に行われたものから逆順に巻き戻される。すべての処理は巻き戻されなければならず、一連の行動のうち一部を無視したり順番を変えたりすることは認められない。

 

処理を巻き戻す中でカードがどれであるかプレイヤーのいずれか1人にでも判っていないものがあった場合(引いたカードなどがその典型である)、あり得る候補の中から無作為のカードが選ばれる。

 

ある行動によってプレイヤーがライブラリーの中の特定の場所にあるカードの内容を知った場合、その行動を巻き戻すには、ライブラリーの無作為な部分にそのカードを入れて切り直す。但し、復元を進める中で一人のプレイヤーにのみ知られているカードがライブラリーに戻されていたなら、そうしたカードは前述の方法で切り混ぜられることはない。

 

 

 無作為あるいは未知の要素を含む復元、中でも引いたカードが変わってしまうことになるような状況をもたらしかねない場合には、特に注意深く取り扱われるべきである。例えば、プレイヤーがライブラリーを切り直す能力を使える状況で、カードをライブラリーに戻すことは、極々一部の特例を除いては行うべきではない。

 

 

 措置の中で単純な復元が行われることがある。単純な復元とは、最後に行われた(あるいは現在行われつつある)処理を巻き戻すことであり、それによって所定の措置のうち他の部分を可能にするものである。

 

単純な復元には、無作為の要素が含まれるべきではない。