IPG 3.8 イベント上の誤り ― 区別できるカード

懲罰【警告】

 

定義

 デッキに入っているカードやそのスリーブの特徴によって、ライブラリー内の他のカードと区別しうる状況になっていた。この「特徴」には、傷跡や爪痕、変色、角の変形や箔押しカードの反りなども含まれる。

 

 

(A) スリーブ数枚の背面に小さな傷がついていた。傷がついているのは《山》、《ロクソドンの教主》、《稲妻のらせん》だった。

(B) スリーブを使わないプレイヤーが何枚かフォイル・カードを使っていて、他のカードと容易に区別ができた。

 

(C) スリーブを使わないプレイヤーのデッキに含まれる基本土地の背面が、他のカードと比べて明らかに褪色していた。

 

理念

 イベントの間にスリーブやカードに擦れ傷がつくことはよくあることであり、プレイヤーがそれによって利益を得ようとしていない限り、その状況を理解させるだけで充分である。ほとんどのスリーブは何らかの形で目印がつくものであり、ジャッジは、懲罰を決定するにあたってそれを忘れるべきではない。

〔区別できるカード〕の場合、プレイヤーに、スリーブに入れる前にシャッフルするとよい、ということを伝えることが非常に重要である。

 この違反は、そのプレイヤーのデッキに入っているカードについてのみ適用される。サイドボードで区別できるスリーブが使われていても、そのカードがそのままデッキに入れられていないかぎり違反ではない。

調査しない限り、ジャッジはプレイヤーにサイドボードのカードが区別できる状態であることの注意喚起を行うべきである。

 

 

追加措置

 プレイヤーは、区別できないカードやスリーブと交換したり、あるいはスリーブを使っていない場合には背面の傷を隠せるようにスリーブに入れたりすることが必要となる。

 

イベントでのプレイ中にカードが酷く痛んでしまったなどで区別がつくようになった場合、ヘッドジャッジは代用カードを発行してもよい。

 プレイヤーが交換するカードを準備できなかった場合、イベントの残りの期間、それらのカードを基本土地と入れ替えてもよい。この変更は、後に区別できるカードと交換できるカードを見つけたなら取り消すことができる。

格上げパターンを認識しているデッキの所有者が、その知識によって重要な利益を得られるとヘッドジャッジが判断した場合、懲罰は【ゲームの敗北】となる。