IPG 4.3 非紳士的行為 ─ 結果の捏造

懲罰:- 【マッチの敗北】

定義:
プレイヤーが、現在のゲームに関係ない方法(や、現在のゲームで適正でない行動)でゲームやマッチの勝者を決めようとした、あるいはそう提案し、またはこうした申し出がルールに反すると知らなかった可能性のあるプレイヤーがそう提案するような言葉で欺いた。

そのプレイヤーが、自身の行動がルールに反していることを知っていた場合は、その違反は〔非紳士的行為 ― 故意の違反〕である。

例:
(A) イベントで時間切れに際して、引き分けになりそうだった2人のプレイヤーがダイスを振り、勝者を決めた。
(B) マッチの勝者をコイン投げで決めようと対戦相手に提案した。
(C) プレイヤー2人が腕相撲をしてマッチの勝者を決めた。
(D) プレイヤー2人がじゃんけんをしてマッチをするか引き分けにするかを決めた。
(E) ゲームの勝者を決めるために、延長ターンの終わりにプレイヤー2人がライブラリーの一番上のカードの点数で見たマナ・コストを比較した。
(F) 延長ターンの終わりに、「続けていたらどちらが勝ったか」を見るためにプレイヤー2人がライブラリーの上からカードを公開した。
(G) 「これじゃ引き分けになっちゃう、僕らお互いにとって最悪の事態だ。何かできることはないかな」と言った。

理念:
ゲーム外の方法で勝者を決定することは、イベントの完全性を危うくする。

時間切れによって引き分けになったマッチはその通りに報告されるはずであり、その結果を決定するために不正な方法を用いることはこの懲罰の対象となる。