MTR 2.13 ビデオ・カバレージ

ルール適用度が競技ないしプロの大会の中には、マッチの生中継や録画放送のために動画を用いるものがある。プレイヤーは、カメラに撮られること を拒否することができるが、ルール適用度がプロの大会の決勝ラウンドのマッチに残っているプレイヤーは拒否することが認められない。

ビデオ・コメンテーターは、イベント上観客として扱われるが、中継対象のプレイヤーに聞こえない限りにおいてマッチ中に話すことが認められている。彼らはカバレージの間、イベント 関係者全てに対して敬意を払う責任がある。

観客はまた、控えめであればマッチの記録を取ることも認められている。

世界選手権、ワールド・マジック・カップ、プロツアーのヘッドジャッジは、その裁量によって、マッチ中に裁定を出すためにビデオ・リプレイを用いてもよい。ビデオ・リプレイを用いてよい大会は、世界選手権、ワールド・マジック・カップ、プロツアーだけである。プレイヤーはジャッジにビデオ・リプレイを参照するように求めることはできない。ビデオ・リプレイは、後の調査のために用いられることもある。

動画をライブあるいは録画で放送しているルール適用度がプロの大会では、ビデオ撮影エリア内でプレイしているプレイヤーはカードやトークンその他戦場に置かれている物品を以下の配置に従って置かなければならない。

– そのプレイヤーの視点から見て、土地でないカードは土地よりも対戦相手側に置かなければならず、土地エリアと自分側のテーブルの縁との間にカードを置くべきではない。

– クリーチャーでないパーマネントで、その用途が土地エリアに置かれてもおかしくないもの(マナ能力だけを持つアーティファクトなど)は、配置が全体として、スタッフの目から見て明確である限り、どちらのエリアに置いてもよい。ただし、クリーチャーでもあるパーマネント(《機械の行進》が戦場にある状況でのアーティファクト、《ドライアドの東屋》、クリーチャー化している《樹上の村》など)は、土地でないカードを置くエリアに置かなければならない。プレイヤーは、それ以外のカードを用いて、戦場のいずれかのエリアにあるパーマネントを隠してはならない。

– 各カードは、それにつけられているパーマネントとそれぞれ明確に隣接して置いておかなければならない。たとえば、土地をエンチャントしているオーラは、その土地と隣接して土地エリアに置かれる。

– プレイヤーのライブラリー、墓地、追放されたカードは、全て揃えて戦場の左右いずれかに置く。どちらかはプレイヤーが選ぶ。

– プレイヤーの墓地と追放されたカードは、そのライブラリーのそばに配置する。この3つは常時区別できること。

– カードがパーマネントによって追放され、またそのパーマネントにその追放したカードに追加の処理をする方法があるなら、そのカードはその関連が明らかになるよう、パーマネントと隣接して配置しておく。

– アンタップ状態のパーマネントは、そのコントローラーのほうを向けておく。記憶のために一時的にカードの向きを逆にすることは認められる。

スタッフは、プレイヤーの配置を明確に保つために、その裁量で、これらの指針に例外を設けたり追加したりしてもよい。例外事象(土地を使っていないデッキ、墓地を非常によく使うデッキなど)においては、プレイヤーはスタッフに相談してどのような配置が認められるかを決定すること。