プレイヤーは、どれだけ状況が込み入っていようとも、時間を守ってターンを進めなければならず、イベントごとに定められた時間制限を守らねばならない。プレイヤーは、告知された時間内にマッチを終わらせられるペースを守る義務がある。時間稼ぎは許されない。プレイヤーはジャッジに、そのゲームが遅いプレイでないか見るように頼んでもよい。その種の要求は、イベントの状況によっては受け入れられない場合がある。
そのラウンドの制限時間は両プレイヤーが均等に分割できるわけではありません。これはあるプレイヤーが長考するということは、対戦相手から時間を「盗んでいる」ということです。これはそのプレイヤーに対して不公正なアドバンテージを与えるか、対戦相手のゲームプレイ経験の価値を下げてしまいます。時間制限が無かったとしても、一方のプレイヤーが長考した場合には、その場にいる全員の時間を無駄に消費しているという事です。遅いプレイの例はIPG3.3を見てください。故意に遅くプレイすることで、制限時間についてアドバンテージを得ようとすることは、遅延行為とみなされます。競技イベントにおけるこれらの違反の取り扱いについて、さらに情報が必要な場合はIPG4.7を見てください。