すべてのプレイヤーは、同時に、同種のドラフト・ブースターを開封しなければならない。
プレイヤーは1つ目のブースターを開いて裏向きにカードを数え、トークンやルール・カードなどのゲーム以外のカードが入っていた場合それを取り除く。パック内のカードの枚数が異常であった場合、そのプレイヤーは即座にジャッジを呼ばなければならない。プレイヤーは、自分の手にしているブースター・パックからカードを1枚選び(『ダブルマスターズ』のドラフト・ブースターを含む場合は例外として、各パックの1巡目は2枚を選ぶ。それ以外の手順は通常のドラフトと変わらない)、残りのカードを裏向きで左隣のプレイヤーに渡す、という手順を、パックのカードがすべてドラフトされるまで続ける。プレイヤーがパックからカードを取り除き、それを自分の前にある、通常の表を下にした1つの束の上に置いた時点で、そのカードを選んだことになり、パックに戻すことはできない。
土地をパックと一緒にしておくことで、一貫したドラフト体験が可能になります。
プレイヤーは、現在のカードの選択や今手に持っているパックの中にあるカード、あるいはドラフト済のカードを他のドラフトの参加者に見せてはならないし、見られないように注意を払わなければならない。プレイヤーは、他のドラフトの参加者に自分が選んだカードや選んで欲しいカードについての合図を示してはならない(例外:これは両面カードには適用されない。両面カードの場合、どちらの面もドラフト中いつでも公開してよい)。
もしプレイヤーが視線をふらふらさせ始めたら、それはよくありません。プレイヤーが次のパック内容を知るためにそうしていると、あなたが判断したら、その人をトーナメントから除外しましょう。
ルール適用度が競技またはプロのイベントにおいて、プレイヤーやチームは自分のドラフト済のカードをピック中、あるいはピックとピックの合間に見てはならない。ルール適用度が一般のイベントでは他のカードを持っていない時になら見てもよいが、ヘッドジャッジが最初のドラフトの開始前に告知した場合には見てはならない。ブースター・パックとブースター・パックの間には、ドラフト済のカードを確認するための時間が設けられている。
時間を計っていないドラフトにおいて、プレイヤー2人がどちらも相手より後でピックしたいと思った場合、2人の中で上流にいるプレイヤーが先にピックする。どちらも同じ距離であった場合、席番号の若いプレイヤーが先にピックする。
最後の部分は両面カードをピックする順番について示されています。例えば左に回している場合、5番目のプレイヤーとプレイヤーXが互いのピックをお見合いしている状態であるとき、以下のようなピック順になるでしょう。
– X=2~4番席⇒Xが先にピック
– X=6~8番席⇒5番席が先にピック
– X=1番席⇒距離が同じため、席番号が若いXが先にピック
右回りではこれが逆になります。
各プレイヤーが最初のパックをドラフトした後、プレイヤーは次のパックを開き、逆方向に(つまり反時計回りに)回すことを除いて2パック目と同様にドラフトする。すべてのブースター・パックの全カードがドラフトされるまで、この過程を繰り返す。
プレイヤーがドラフトを続けられないか続けたくないがイベントには残りたい場合、そのプレイヤーはドラフトから切り離され、その時点でドラフトしてあったカードを用いてデッキを組まなければならない。そのドラフトの残りの期間そのプレイヤーのピックは飛ばされ、1名少ない状態でドラフトを続行する。