混沌の工作員

 AcaciaとNaomiがレガシーの5Kイベントで対戦しています。Acaciaは《》をコントロールしています。Acaciaはそのターンのドローを行ない、《》の能力を解決して2枚のカードを自分のライブラリーの上に戻しました。Acaciaは《》を唱え、「《》を解決していい?」と尋ねました。Naomiは「いいよ。解決して」と答えました。その後、Acaciaは自分のライブラリーの一番上から2枚のカードを公開し、それは《》と《》でした。Naomiはジャッジを呼び、Acaciaが続唱の誘発を忘れたと主張しました。  どうすべきでしょうか? [expand title=”Answer”]  Acaciaは続唱の誘発を忘れています。一般的に有害な能力ではないので、〔誘発忘れ〕による懲罰は受けません。Naomiに、その誘発をすぐにスタックに置くかどうかを尋ねます。どちらにせよ、Acaciaは存在しない続唱能力を解決したことで〔過剰なカードを見た〕ことになり、【警告】を受けます。この一番上から公開された2枚のカードは《》で既知のものであり、そのライブラリーでの順番は問題ではないので、その公開されたカードを単純に元通りに戻し、シャッフルをしないでゲームを進めさせることができます。Naomiが続唱をスタックに置くことを選んだ場合、この2枚のカードが公開されることになりますが、それでもこの続唱の解決前に両プレイヤーに優先権が発生することを忘れないようにしましょう。 [/expand]

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シェフェトの必殺技

 AbbyとNovaが『アモンケット』のシールド戦PPTQで対戦しています。Abbyは《》4枚をタップし、《》を捨ててサイクリング・コストを支払ったと宣言しました。彼女はカードを1枚引き、それからライブラリーを見始めました。Novaは彼女を制止して、「ちょっと待って、カードを引くのはライブラリーから探したあとだよ。カードにそう書いてあるだろう」と言いました。Abbyは《》をよく読み、「本当! その通りね。ジャッジ!」  どうすべきでしょうか? [expand title=”answer”]  《》の誘発型能力は選択的です。カードを引いて探さないと示すことは適正なので、Abbyがカードを引いた時点では何も違反はありません。Novaが異常に気づくことができるのは、Abbyが探し始めたときです。Novaは、認識可能な誤りをAbbyが最初に犯した直後にゲームを止めています。つまり、Abbyは〔過剰なカードを見た〕違反を犯しており、【警告】を受けるということになります。Abbyにライブラリーの無作為の部分を切り直させ、《》をサイクリングした場合はライブラリーからカードを探すほうがカードを引くよりも先だということを指摘しましょう。 [/expand]

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すべる蛇豹

ArfとNanceがPPTQで対戦しています。彼らが裏向きで初期手札を引いているときに、ArfはNanceのカードが1枚Arfの足元に裏向きで落ちていることに気づきました。Arfはすぐにジャッジを呼び、自分がシャッフル中に落としたに違いないと言いました。カードを落としてはいないと思っていたけれど、シャッフル中に手を滑らせたというのです。ジャッジがそのカードを見ると、Nanceのデッキに入っている《うろつく蛇豹》でした。どうすべきでしょうか。 [expand title=”Answer:”] Arfは〔過剰なカードを見た〕による【警告】を受けます。Arfはそのカードの表を見たり、そこから何らかの情報を得たりはしていないでしょうが、ありえないわけではありません。そのため、〔過剰なカードを見た〕の定義に当てはまります。プレイヤーが本来見ることが出来ないカードの表を、自分の行動の結果見てしまうことがありうるような場合、〔過剰なカードを見た〕が適用されます。 その過剰なカードをNanceのライブラリーに入れて切り直し、プレイヤーが初期手札を引くことを完了させます。 [/expand]

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