Magic Judge Monthly: 2018年5月

 ジャッジの皆さん《参集》しましょう、《ゲームプラン》の説明です!
ジャッジニュース5月号にようこそ! 私たちの《狙いは高く》、見落とされがちな内容を紹介するとともに《胸躍るアンコール》も準備してあります!
ポリシーのコーナーにある『バトルボンド』の双頭巨人戦リリースノートを確認し、最後の素敵なサプライズを楽しみましょう!イグザンプラーの先導者が誰なのか見るのを忘れず、第12波のトークン画像をご確認ください!

ジャッジAppsの通知の更新

ジャッジAppsの通知の方式とグランプリ・フォーラムの構造が変更されました。Dan Collinsフォーラムブログで詳細な解説を書いています!

イグザンプラー第13波更新

イグザンプラー・トークンの先導者がどのように選ばれているか気になったことはありませんか?その手順と、第13波の先導者にTomasz Ludkiewiczが選ばれた理由について、こちらで公開されています。

カンファレンス・サポートの更新

近い内にカンファレンスに参加する予定で、配られる素敵なフォイルが何になるのか知りたいですか?もう待たなくてもいいんです!カンファレンス・サポートに入っているカードはこちらで公開されています。

 

2018年5月のジャッジ向け記事とブログ

  1. ジャッジ・カンファレンス: ルールの法律家: 更新と明確化!, Iberian Judge Conferences 2017 Part 1: Spain Split – Overview
  2. Judge cast: JudgeCast #199 – Layers (Part 2), JudgeCast #200 – Dominaria Release Notes!
  3. トラベルガイド: GP コペンハーゲン 2018, GP バーミンガム 2018
  4. 地域ブログ:
    新記事があるブログ: USA Great Lakes Judges
    ルール翻訳
    Jueces Hispanoamericanos
    Magic Judge Iberia – Español
    Europe – East regional blog
    Ελλανοδίκες German Speaking Countries
    The Judges of Southeast Asia
    Juízes de Magic Brasil
    BeNeLuxCanadian Judge Family
    USA – Southeast Regional Blog
    Regional Blog for USA – Southwest!</a

その他にも、Blog Portalからジャッジのブログを見ることができます。

記事について議論したい場合、関連のフォーラムに行きましょう。Judge blogのチェックもお忘れなく。

ルールやポリシーについてすぐに答えが必要ですか?マジック・ジャッジに聞きましょう!

アニバーサリー

2018年5月に「誕生日」を迎えるジャッジをお祝いしましょう。今月は6人ものジャッジが特集されています! Niko Skartvedt, Ivan Petkovicなどの楽しい仲間をお忘れなく。

 

2018年5月の今週のジャッジ

255: Graham Schofield, L2 from Toronto, Canada
256: イグザンプラー第12波特集(その1)!
257: Tomáš Joska, L2 from Prague, Czech Republic
258: イグザンプラー第12波特集(その2)!
259: Exemplar Vanguard Tomasz Ludkiewicz, L2 from Elbląg, Poland

 

集まりへようこそ

今年、グランプリで初めてジャッジする仲間を大歓迎しましょう!

GP ダラス-フォートワース
GP 北京
GP バーミンガム
GP トロント #2
GP ワシントンDC

レベル3への道

レベル3認定への途上でのジェンダーバイアスに関する調査についての記事が書かれています。 レベル3を目指すなら、調査結果を読み、それがプログラムやあなた自身にもたらす影響を考えましょう。

イグザンプラー・プログラム

第13波の先導者が告知されました。 今週のジャッジでも紹介されているTomasz Ludkiewiczが新しいジャッジ・トークンに描かれます!

第12波のトークンです! 第12波のイグザンプラーで推薦を受けた人向けの新しいトークンをご確認ください。 今波はあなたのものに!

2018年5月の質問に対する公式回答

1.APが《最後の審判》を唱え、解決中に自分のライブラリーから3枚、自分の墓地から2枚カードを選びました。NAPは、それらのカードについての情報を得られますか?得られるなら、APはその情報を公開する責任がありますか、それともNAPが求めなければならないんですか?

[expand title=”Answer:”]
NAPに、APが各領域から何枚選んだかを知る権利はありません。その情報を、追放領域で表向きにある大量のカードを見て、特定の領域にあることがわかっていたカードが存在しないことを見つけたり、APが探している間の物理的な挙動を見たりすることで自力で得ることはできるかもしれませんが、APはそれを伝える必要もなければ得るのに協力する必要もありません。

承認者 Callum Mine
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2.APは《タルモゴイフ》をコントロールしていて、NAPは《マーフォークのペテン師》を出しました。《タルモゴイフ》は死にますか?

[expand title=”Answer:”]
タルモゴイフ》は0/1になり、生き残ります。
タルモゴイフ》はそのパワーとタフネスを定義する特性定義能力を持っています。(「 タルモゴイフのパワーはすべての墓地にあるカードのカード・タイプの総数に等しく、タフネスはその値に1を足したものに等しい。」)また、印刷されたパワーとタフネスもあります。(*/1+*)
通常、《タルモゴイフ》の特性定義能力は印刷されたパワーやタフネスを上書きします。しかし、《マーフォークのペテン師》がその能力を取り除いたので、《タルモゴイフ》のパワーとタフネスを他のクリーチャーと同じように決定することになります。つまり、パワー/タフネス欄に印刷されているものを見ます。 《タルモゴイフ》の場合、そこには「*/1+*」と印刷されています。*は数値ではないので、決定できない値となり、代わりに0を使います。そのため、《タルモゴイフ》のパワーとタフネスは「0/1+0」で、0/1となります。
なぜ《マーフォークのペテン師》の効果の影響下で《タルモゴイフ》が0/1なのかを簡単に説明しましょう。それは、《不屈の護衛》が2/1で、《パーディック山の放浪者》が5/5なのと同じ理由、つまり、そう印刷されているから、です。

承認者 Callum Mine

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3.APは戦場に出たときに蛇を指定している《金属ミミック》をコントロールしており、《巻きつき蛇》を唱えました。この蛇はカウンターがいくつ載った状態で戦場に出ますか?

[expand title=”Answer:”]
この場合、《巻きつき蛇》の戦場に出たときの能力はそれ自身には適用されません。したがって、《巻きつき蛇》はカウンターを1個だけ得ることになります。
614.12に、パーマネントが戦場に出ることに影響を及ぼす置換効果について明示的に定義されていて、その種の置換効果として「そのパーマネント自身が持つ、そのパーマネント自身にだけ影響を及ぼす効果」と「他の発生源からの効果」の2種類が挙げられています。
614.12には、その後でさらに詳しくその種の置換効果を適用する方法をどのように決定するかについて説明されていますが、《巻きつき蛇》の能力は上述の2つの分類どちらにも含まれず、適用されるべきでないことはすでに明白なのでここでは説明しません。

承認者 Callum Mine

Cards: Metallic Mimic; Winding Constrictor[/expand]

4.プレイヤーが戦場にある《ヤヴィマヤの化身、ムルタニ》をコントロールしています。このプレイヤーは《ヤヴィマヤの化身、ムルタニ》の能力を起動できますか?

[expand title=”Answer:”]
この質問の答えは、CRの112.6k「112.6k コストや効果が、そのオブジェクトを特定の領域から移動させるものである場合、その領域にある間にのみ機能する。その能力の誘発条件として、あるいはその能力のそれ以前のコストや効果として、そのオブジェクトをその領域に移動させるものが含まれている場合は、この限りではない。その能力の効果が、そのオブジェクトを特定の領域から移動させる効果を持つ遅延誘発型能力を作る場合も同様である。
例:《組み直しの骸骨》は「{1}{B}: あなたの墓地にある組み直しの骸骨をタップ状態で戦場に戻す。」という能力を持つ。この能力は、《組み直しの骸骨》が自分の墓地にある間にしか起動できない。」にあります。
つまり、プレイヤーが《ヤヴィマヤの化身、ムルタニ》の能力を起動できるのは、それがそのプレイヤーの墓地にあるときだけです。

承認者 Nathan Long

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What’s Up, Docs?(文書更新)での調査

今月は、嘘を見つけ、防ぐ方法に関する興味深い記事をご紹介します。調査を手がける人は必ず読みましょう!

双頭巨人戦リリースノート:『バトルボンド』
『バトルボンド』に伴う、新しい双頭巨人戦リリースノートが公開されました。確認しましょう! (編注:公式なセットのリリースノートが6月中に公開されました!)

Knowledge Pool(知識槽)

知識槽の最新のシナリオは、チームの絆の訓練全員乗艦!です。

勝利のためのジャッジ

『ドミナリア』新セットまとめで、ルールやポリシーなどの変更の概要を確認しましょう。すべての更新について、必要なものがすべてこの記事に揃っています。

ジャッジ・カンファレンス、グランプリ、SCG Openが世界中で開催され、ジャッジが募集されています。GP デトロイト, GP香港, GPストックホルム, SCG Open フィラデルフィア, SCG Open インディアナポリスが間もなく〆切となります。
各イベントについての詳細は、Grand Prix Solicitations and Selected Staffsのフォーラムでご確認下さい。

GP トラベルガイドRandom Situation Generatorなどの公開プロジェクトが助けとなるジャッジを探しています!ジャッジとしての経験から得たものをコミュニティに還元しようと思う方は、興味のあることにご協力下さい

最後のおまけ

GPバーミンガムからのお土産です! 本当に素敵ですよ!