ラヴニカにかかる血染めの月

 Abelはモダンの1KトーナメントでNeilと対戦しています。Abelはジャッジであるあなたを呼び、Abelの《》が出ているのでNeilの《》は森ではないのに、それについているNeilの《》を墓地に送るのを2人とも忘れていた。《》を出したのは何ターンも前だ、と言いました。どうしますか。 [expand title=”Answer:”]  最初にBernie Hoelschenが考えていた答えは、「これはAbelの〔その他一般のゲームルール抵触行為〕となります(《》の解決時に、《》のエンチャント先が森でなくなるので不適正となり、墓地に置かれるべきです)。一方、その違反を指摘しなかったNeilも〔違反の見逃し〕となります。《》はまだ戦場にあるので、現時点でルール違反が起こっているため、《》を墓地に置き、該当する罰を与えます(それまでに何もなければ、両者に【警告】です)。」でした。  Bernieはこの修正についてこう認めています。《》をNeilの墓地に置く必要があります。〔その他一般のゲームルール抵触行為〕では、領域移動忘れに対する部分的修復が認められています。この部分的修復をしなかったとしても、状況起因処理が適用されて《》は墓地に置かれることになります。  懲罰に関して、Max Tiedemannは両プレイヤーに〔その他一般のゲームルール抵触行為〕を与えるべきだと提案しています。《》は不正な領域にあります。墓地にあるべきところ、戦場に存在しています。Abelは《》を唱えて、Neilは山についている《》を墓地に動かしませんでした。措置:《》を適正な領域(墓地)に動かします。これは明らかにAbelの呪文が誤りの原因なので、Abelが〔その他一般のゲームルール抵触行為〕を犯しています。しかし、Neilに〔違反の見逃し〕を与えるべきか、それとも両プレイヤーに〔その他一般のゲームルール抵触行為〕を与えるべきかは議論があります。IPGはいくらか不明瞭で、もし両プレイヤーにこの誤りの責任があると考えたなら、両方に〔その他一般のゲームルール抵触行為〕を与えることができます。ここではNeilに〔違反の見逃し〕を与えるとしていますが、両方に〔その他一般のゲームルール抵触行為〕を与えることもありえるでしょう。 [/expand]

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カリタスと仲間たち

 AdrianとNinaはスタンダードのPPTQで対戦しています。Adrianは《》を彼の戦闘前メイン・フェイズに唱えてから、《》での攻撃に入りました。Ninaはそれを《》でブロックし、ダメージのやり取り前に《》を生け贄に捧げて自分のクリーチャーを破壊不能にしました。Adrianの終了ステップに、Ninaは《》を起動して《》を探しました。Ninaは次のターン、ドロー・ステップにカードを引いてから、《》を追放しておらず、Adrianはゾンビ・トークンを生成していなかったことに気づきました。ジャッジ! [expand title=”Answer:”]  この状況では、Ninaは《》を追放しなかったこと、Adrianはゾンビ・トークンを生成しなかったことにより、両方のプレイヤーが〔その他一般のゲームルール抵触行為〕となります。《》を墓地から追放領域に動かすという部分的修復は、《》のち観光課の半分だけを解決することになるので認められません。ゲームを巻き戻すためにはカードを引いたことやカードを探したことを巻き戻す必要があり、複雑すぎるため、できません。その為、現状ありのままに続けることになります。《》は墓地にあり、ゾンビ・トークンは生成されません。 [/expand]

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思い切りおかしな横断

 Amieeは競技のスタンダードの大会でNicoと対戦しています。Aimeeは《》を唱え、カードを1枚探し、それを手札に加えました。Nicoはそのカードを公開しなかったと指摘し、ジャッジを呼びました。この時点で、Aimeeは昂揚を達成していないことに気が付き、ジャッジとして来たあなたに探したカードは実際には探せなかったはずだと言いました。Aimeeの手札には、基本土地・カードは1枚もありません。どうすべきですか。 [expand title=”Answer:”]  Aimeeは〔非公開カードに関する誤り〕による【警告】を受けます。Aimeeは手札を公開し、Nicoはそこから彼女が探したカードとして1枚を選びます。そのカードは基本土地ではないので、それを過剰なカードとしてAimeeのライブラリーに混ぜ入れます。その後、Aimeeに《》を正しく解決させ、基本土地・カードを探させます。 [/expand]

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マイナス捕らえて墓地はいっぱい

 AnitaとNorrisはスタンダードのPPTQで対戦しています。Anitaは《》を自分の第1メイン・フェイズに唱え、手札5枚の中から2枚を捨てました。Norrisは対応して《》を唱え、彼女の《》を追放しました。Anitaはその後《》で《》を破壊し、《》を再び唱えて「3枚引ける?」と聞きました。Norrisは同意し、Anitaはカードを引いてターンを終えました。2ターン周期後のAnitaのターンに、NorrisはAnitaの手札が何枚かと尋ね、Anitaは6枚のカードを見せました。Norrisはジャッジを呼び「Anitaのカードが2枚多い、2回目に《》を唱えたときに捨ててなかったんだ」と言いました。Anitaは2回目のときに捨て忘れていたことに同意しました。どうすべきでしょうか。 [expand title=”Answer:”]  Anitaはカードを2枚捨てなければなりません。これはIPG 2.5にまとめられている部分的修復です。《》の能力はマナ・コストを支払わなくてもよくしますが、追加コストは支払わなければなりません。最終的に、Anitaは〔その他一般のゲームルール抵触行為〕によって【警告】を受け、Norrisは〔違反の見逃し〕によって【警告】を受けます。Norrisも〔その他一般のゲームルール抵触行為〕を受けるべきだという意見はありますが、Anitaの呪文に責任を持つのは彼女であり、《》が呪文の唱え方に影響を与えていても《》はAnitaのカードなのです。 [/expand]

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