そう急ぐなよモンストロサウルス君!

 Amesは『イクサラン』のシールドPPTQでNettyと対戦しています。Amesが第5ターンにアンタップした時点で、Nettyはタップアウトしていました。Amesはカードを引き、そして即座に片手で土地を4枚タップすると、もう一方の手で土地1枚と《突進するモンストロサウルス》を両方タップ状態で出して「攻撃、5点」と言いました。Nettyは「5点ね」と答えました。ライフ総量を書き換えていると、NettyはAmesが出した土地が《採石場》であることに気づき、ジャッジを呼びました。Amesに尋ねたところ、時間を節約するために素早くプレイしていて、手札にあったカードを間違えてしまった。別の土地をプレイしたつもりだったと言います。確かめてみると、Amesの手札には3枚の《》がありました。
 どうすべきでしょうか。

Answer
これは〔ゲームルール抵触行為〕です。誤りの起こった時点まで巻き戻す必要があります。ここでの誤りは、タップ状態で戦場に出るはずの土地をアンタップ状態で戦場に出したことです。戦闘ダメージが実際に記録されているならそれを取り消し、《突進するモンストロサウルス》と《採石場》をAmesの手札に戻し、Amesの土地4枚をアンタップさせます。Amesは〔ゲームルール抵触行為〕による【警告】を受けます。Nettyは〔違反の見逃し〕による【警告】を受けます。

古典的腹心的腹心

 AnkerとNiteがモダンのPPTQで対戦しています。Ankerは《闇の腹心》をコントロールしています。彼はアンタップし、彼のクリーチャーを指差して「腹心の誘発」と言ってカードを引きました。Ankerは続けて「このターンのドローしていいか?」と言いました。Niteはジャッジを呼び、Ankerが《闇の腹心》の誘発で得たカードを公開せずに手札に入れたと説明しました。どうすべきでしょうか。

Answer
これは典型的な〔ゲーム上の誤り ― 非公開カードに関する誤り〕です。NiteはAnkerの手札を見て、その中の1枚をAnkerのライブラリーの一番上に戻すカードとして選びます。その後、《闇の腹心》の誘発型能力が正しく処理されます。Ankerは〔ゲーム上の誤り ― 非公開カードに関する誤り〕による【警告】を受けます。

おおっとの神殿

 あなたがヘッドジャッジをつとめるモダンのPPTQで、AshtonはNaomiと対戦しています。Ashtonはそのターンの土地として《奔放の神殿》をプレイしました。Ashtonは自分のライブラリーの一番上のカードを見て、テーブルの上に裏向きで置きました。Ashtonは考えてからそのカードを手に取り、自分の手札に入れました。Naomiは即座にジャッジを呼びました。どうすべきでしょうか。

Answer

 これは〔非公開カードに関する誤り〕で、Ashtonは【警告】を受けます。Ashtonは手札に入れるべきではないカードを手札に入れてしまい、公開されている情報だけから修正することはできません。Ashtonは手札を公開し、Naomiがそこからカードを1枚選びます。Ashtonはそのカードを手札に入れる前から何だったかを知っているので、そのカードをAshtonのライブラリーの一番上に戻し、シャッフルはしません。

不気味な思惑

 あなたが1人でジャッジしているモダンのPPTQで、ArielleとNiceが対戦しています。Arielleは《リリアナ・ヴェス》をコントロールしており、その-2能力を起動してカードを探し、見つけました。彼女は自分のライブラリーを切り直して、そのカードをその一番上に置きました。その後、Arielleは《不気味な腸卜師》で攻撃し、Nickは《タルモゴイフ》でブロックしました。戦闘ダメージに進み、両クリーチャーが死亡して、Arielleは「《不気味な腸卜師》のドローね」と言ってすぐにカードを1枚引きました。Niceは《不気味な腸卜師》を読み、カードは引けないと指摘してジャッジを呼びました。
 どうすべきでしょうか?

Answer
 Arielleに〔非公開カードに関する誤り〕で【警告】を与えます。Arielleは彼女の手札を公開し、Niceはその中からArielleのライブラリーの一番上に戻すカード1枚を選びます。両プレイヤーにカードを注意深く読むように指導しましょう。

いよいよド(ムリ)タンバ

 AugustはモダンのPPTQでNovemberと対戦しています。最終マッチの第3ゲームです。Novemberはクリーチャーを数体コントロールしており、手札は0枚で、ライフは1点で、タップアウトしています。Augustは土地を8枚コントロールしており、手札は3枚あってライフは1点です。Augustは《ドムリ・ラーデ》を唱え、+1能力を起動し、自分のライブラリーの一番上のカードをちょっと見て、そのままそれを手札に入れました。Novemberは止めようとしましたが、間に合いませんでした。両プレイヤーは即座にジャッジを呼びました。Augustの手札は《》が2枚と《ケルドの匪賊》1枚でした。どうすべきでしょうか。

Answer

 Augustは〔非公開カードに関する誤り〕による【警告】を受けます。Augustは手札をNovemberに公開します。Novemberはカードを1枚選び、それをAugustのライブラリーの一番上に戻します。その後、Augustはもう一度処理をし、カードを公開することができます。Novemberがライブラリーに戻すカードとして《》を選んだ場合、そこに残ることになるでしょう。

同盟者じゃないギデオン

 AbelはスタンダードのPPTQでNickと対戦しています。Abelは4枚の《平地》をタップし、「《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》を唱えるよ」と宣言して手札にあったカードをテーブルに置きました。そして「騎士を出すよ」と言って2/2の騎士・同盟者・トークンを戦場に出し、「そっちのターンだよ」と言いました。Nickは自分のターンにカードを引いてから盤面を検討し、そして戦場にあるカードが《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》ではなく《試練に臨むギデオン》だったことに気づきました。2人はジャッジを呼び、ジャッジであるあなたは状況を確認した時にAbelの手札には実際に《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》があって、単に違うカードを置いてしまっただけだということがわかりました。
 どうすべきでしょうか。

answer

 Abelは〔その他一般のゲームルール抵触行為〕による【警告】を受け、Nickは〔違反の見逃し〕による【警告】を受けます。誤りの生じたところまでゲームを復元します。Nickの手札から無作為にカードを1枚選び、それを彼のライブラリーの一番上に置き、必要に応じて土地をタップさせ、騎士・トークンを取り除き、《試練に臨むギデオン》をAbelの手札に戻し、Abelの土地をアンタップさせましょう。

再び灰色熊とともに

 Andyはルール適用度が競技のレガシーのイベントでNoleと対戦していて、変異1体と《灰色熊》をコントロールしています。Andyの攻撃クリーチャー指定ステップ中に、Noleは《残忍な切断》を《灰色熊》を対象に唱えました。Andyは対応して《不気味な腸卜師》の変異コストを支払い、表向きにしました。Andyは《灰色熊》を墓地に置き、「ドロー誘発」と言いました。Noleは対応して《集合した中隊》を唱え、クリーチャー2体を戦場に出しました。《集合した中隊》の解決後、Andyはターンを終えましたが、Noleは自分のドロー・ステップにAndyがカードを引き忘れていたことに気づきジャッジを呼びました。どうすべきでしょうか?

Answer

 Andyは「ドロー誘発」と言ったことで誘発を示していたので、〔誘発忘れ〕にはなりませんが、その誘発を正しく解決しなかったことで〔その他一般のゲームルール抵触行為〕になります。Andyは〔その他一般のゲームルール抵触行為〕による【警告】を受け、Noleは〔違反の見逃し〕による【警告】を受けます。〔その他一般のゲームルール抵触行為〕に認められた部分的修復としてAndyにそのカードを即座に引かせましょう。

闇の中の光

 モダンのPPTQでAtariがNintendoと対戦しています。Atariの第1ターンに、Atariは《》をプレイし、ターンを終えました。Nintendoは《ダークスティールの城塞》と《洞察のランタン》をプレイし、両プレイヤーがそれぞれ自分のライブラリーの一番上のカードを公開してからパスしました。Nintendoの終了ステップに、Atariは《思考掃き》を自身を対象にして唱え、それが解決されて、自分のライブラリーの一番上からカードを3枚墓地に置き、そしてライブラリーの一番上になったカードを公開して、それからそのカードを引こうとしました。引いている間に、Nintendoは状況に気づき、Atariを止めてジャッジを呼びました。
 どうすべきでしょうか?

Answer

 Atariは〔その他一般のゲームルール抵触行為〕によって【警告】を受けます。彼女は《思考掃き》で1枚多く墓地に置きました。カードは全て公開されているので、一番上のカードを引きかけたことは違反にはなりません。
 Atariの墓地に置かれた3枚目のカードをAtariの手札に入れ、Atariが引きかけていたカードをライブラリーの一番上に戻し、そしてゲームを続けさせましょう。

ママ見てよ、手札ないよ!

 Anyaはグランプリの1日目でNatalieと対戦しています。マッチの第2ゲームで、Anyaは自分の《墓所破り》の1つ目の能力を起動し、カードを1枚捨てて「ゾンビを出します」と言いました。そしてデッキケースとして使っている『破滅の刻』バンドルの箱の中からゾンビ・トークンを探しましたが、すぐに見つけることができず、箱の中身をすべて取り出してテーブルに置きました。ようやくゾンビ・トークンを見つけ、それを戦場に置いて、出したものを箱の中に片付けてゲームに戻ろうとしました。そこでAnyaとNatalieは、同時に、Anyaの手札にあった4枚のカードがなくなっていることに気づき、ジャッジを呼びました。呼ばれたジャッジであるあなたは、Anyaのデッキケースの中に19枚のカードがあることに気づきました。上から8枚、トークンを挟んで残り11枚という並びです。
 調査の結果、盤面とターン数から、Anyaの手札が4枚であったことは確実です。
 どうすべきでしょうか。

Answer

 Anyaは〔非公開カードに関する誤り〕による【警告】を受けます。過剰なカードをサイドボードに入れていて、この行動は公開情報を用いて訂正することができません。NatalieはAnyaのデッキケースの中にあった19枚を見て、そのうち4枚を選んでAnyaの手札にします。

調査が1つ、呪文が2つ、土地が赤くてカードが青い

 ルール適用度が競技で運営されているレガシー・オープンで、Amonは2点のライフを支払ってNikkiを対象に《ギタクシア派の調査》を唱え、Nikkiはそれに対応して《渦まく知識》を唱えました。Amonは《渦まく知識》を対象に《対抗呪文》を唱え、Nikkiは対応して《Volcanic Island》を手札に戻し、《目くらまし》を唱えて、戦場にはNikkiのパーマネントがなくなりました。Nikkiが《渦まく知識》を解決するときにAmonが「どうぞ」と言ったので、Nikkiはアンタップし、ターンのドローをしました。その時点で、Amonは《ギタクシア派の調査》が解決されていないことに気づき、ジャッジを呼びました。どうすべきでしょうか。

Answer

 Amonは〔その他一般のゲームルール違反〕による【警告】を、Nikkiは〔違反の見逃し〕による【警告】を受けます。《ギタクシア派の調査》だけがスタックにある状態にまでゲームの巻き戻しを行ないます。Nikkiのドロー・ステップの巻き戻し中に無作為のカードを選ぶとき、《Volcanic Island》を例外とはしません。これは《渦まく知識》で戻された可能性があるからです。