Magic Judge Monthly: 2019年2月

　今回ちょっと新しい試みとして、ジャッジの皆さんに知っておいてもらいたいプロジェクトをこの冒頭でご紹介します！

カンファレンス・スフィア・ブログ；Pick-and-go Seminarsプロジェクト

今月は、カンファレンス・スフィアの新構想、Pick-and-go Seminarsをご紹介します。このプロジェクトは、ジャッジ・プログラムにとって最も興味深くやりがいのあることがわかっている領域に関連するセミナー資料の準備・維持を目的としています。それらを用意して特集することで、多くのカンファレンス主催者や報告者がそれらを予定に組み込むことができるようになります。
チーム・メンバーは、それらの議題をカバーできるように複数のスフィアで協力し、カンファレンス・スフィアはセミナーについての知識を活かしてその話題に関する専門家の知識を確立したプレゼンにします。もしあなたがこのプロジェクトに参加したいセミナーの専門講師なら、Theo Millidonisに連絡を取りましょう。
将来、あなたのプロジェクトや記事を特集してもらいたいあなたは、私たちにメールしてください！

もくじ
Important/重要項目
Documents/ドキュメント
Community/コミュニティ
Questions & [O]fficial Answers/公式回答
Policy/ポリシー
Projects/プロジェクト

https://blogs.magicjudges.org/conduct/2019/02/19/2019-magic-judge-code-update/
ジャッジ規約が更新されました。
ポリシーのいくつかは若干変更され、上告手順は新しいフォーム付きのリンク付きに更新されました。
このリンク先に詳細が記載されています。

https://blogs.magicjudges.org/coordinators/2019/02/13/the-future-of-judge-shirts/
ジャッジシャツが更新されつつあります。
ウィザーズは旧来の長袖ジャッジシャツの供給を止め、それは次第に消えていくことになりました。グランプリで働く場合、新しくポロシャツが購入できます。
制服のポリシーについては今検討中ですが、マジックフェストに参加する場合はそのイベントの規定に注意してください。詳しい要約はこちら。

https://blogs.magicjudges.org/road-to-l3/2019/02/18/l3-expedited-checklist/
レベル3の手順に更新があります。
昇格に興味がある、レベル3維持条件に興味がある、あるいは単にレベル3になるためにどれだけの労力がかかるのかを知りたいなら、このリンク先を参照してください。

2019年2月のジャッジ向け記事とブログ

その他にも、Blog Portalからジャッジのブログを見ることができます。記事について議論したいと思った場合は、ジャッジ・フォーラムにお越し下さい。ジャッジブログのチェックをお忘れなく！
ルールやポリシーについてすぐに答えが必要ですか？マジック・ジャッジに聞きましょう！

今週のジャッジの皆さん

295 — Matt Jacques, Level 2 from Blue Springs, MO
296 — なぜ私たちは (ジャッジ・プログラムへのラブレター)
297 — イグザンプラー第15波、その１
298— イグザンプラー第15波、その２

集まりへようこそ<:

2019年2月に初めてグランプリでジャッジする仲間を大歓迎しましょう！
MagicFest Toronto
MagicFest Strasbourg
MagicFest Memphis
MagicFest Cleveland

船長日誌

新しい船長日誌では、カンファレンスと良くない反響、そしてPPTQの喪失に関するわかっていないことについての情報が書かれています。

2019年2月の質問に対する公式回答

1.APは自分の《一面の視線》の能力を、NAPの《恐怖の劇場》を対象にして起動し、お互いのパーマネントのコントロールを交換しました。NAPがこのターンに既にライフを失っていたとして、APは《恐怖の劇場》で追放されているカードを唱えることができますか？
[expand title=”Answer:”]　はい、できます！APは《恐怖の劇場》をコントロールしており、このターンにAPの対戦相手の１人がライフを失っているので、APは《恐怖の劇場》に書かれている通り、それで追放されているカードをプレイすることができます。《恐怖の劇場》で唱えられる追放されているカードが自分がオーナーであるものだけであれば、カードにそう書いてあることでしょう。書かれていないので、このこの効果にはそのような制限はありません。
これは、カードはそこに書かれている通りのことをするというだけのことなので、これを裏付ける特定のルールはありません。一般に、カードはそれをデッキに入れたプレイヤーにとって有利でなかったとしても、書かれている通りのことを（そしてそれだけを）するものです。
承認者 Callum Mine[/expand]

2.APは《実験の狂乱》をコントロールしており、《渦まく知識》を唱えました。その解決中、３枚カードを引いてから２枚を戻すまでの間に、ライブラリーの一番上のカード、《渦まく知識》解決前には４枚目だったカードを見ることはできますか？
[expand title=”Answer:”]　はい。APは《渦まく知識》の解決中にその４枚目のカードを見ることができます。プレイヤーのライブラリーの一番上のカードが呪文や能力の宣言中に変わった場合には、その呪文や能力の宣言が終わるまでプレイヤーはそのカードを公開しない（401.5、401.6）というルールがあります。呪文や能力の解決中に一番上のカードが変わった場合については、このようなルールはありません。《渦まく知識》の解決中、プレイヤーが３枚引いた後、２枚のカードを戻すという解決の工程に入る前に、プレイヤーは新しい一番上のカードを見ることが可能です。
承認者 Nathan Long[/expand]

3.APは《謙虚》を、NAPは《ミシュラの工廠》をコントロールしています。NAPが《ミシュラの工廠》を起動したら、そのパワーとタフネスはどうなりますか？NAPが優先権を保ったままもう一度起動したとしたらどうなりますか？
[expand title=”Answer:”]　いずれの場合も、《ミシュラの工廠》は２/２です。それぞれの能力は《ミシュラの工廠》のP/Tを特定の値にする（第7b種）ものなので、タイムスタンプを参照することになります。ここでは依存性は関係しません。依存性が関係するのは、単一の種類別/種類細別内に依存性が存在する場合だけです。効果の別々の部分が別々の種類細別で扱われる場合、そのそれぞれの種類細別について依存性の存否が決定されます。
したがって、《謙虚》が既に戦場にある時点でクリーチャー化した《ミシュラの工廠》は、クリーチャー化する効果のほうがタイムスタンプが新しく、後で適用されることになるので、最初から２/２です。これと同様に、《謙虚》がある時点で《天界の列柱》をクリーチャー化した場合も、クリーチャー化する効果が《謙虚》の効果の後で能力を与えるので、飛行や警戒を持ちます。その他、クリーチャー化する効果が自身の能力を与える他の土地でも同じことが言えます。
承認者 Callum Mine[/expand]

ルールのヒント・ブログ

「《焦印》で狙われたクリーチャーを再生したらどうなるか」「タップ・コストとは一体何か」といった質問に注目した、いくつもの新しい記事が公開されています。全記事を確認したい場合、こちらからどうぞ。

What’s Up Docs?（文書更新）

『ラヴニカの献身』の新カードとの関わりの中でポリシーがどう解釈されるべきなのかについて、ルールを明確化する最新記事を確認しましょう。和訳はこちらです。

ジャッジ・カンファレンス、マジックフェスト、その他イベントが世界中で開催され、ジャッジが募集されています！現在募集中のものは：
マジックフェスト： MF コペンハーゲン, MF 台北, MF スアトル, MF ワシントンDC
Star City Games シリーズ： SCG Open リッチモンド
Face to Face Games シリーズ： FtF ケローナ Open
ジャッジカンファレンス：アジア・レベル２＋・カンファレンス, 国際・レベル２＋・カンファレンス, その他にもあります！
Mystical　TutorやResultslip: the Gameなどの公開プロジェクトが助けとなるジャッジを探しています！ジャッジとしての経験から得たものをコミュニティに還元しようと思う方は、
興味のあることにご協力下さい。

最後のおまけ

　新しいトークンですか？
いいえ、違います。MFクリーブランドで新ジャッジの訓練中です！
Tapples、集まりにようこそ！