Magic Judge Monthly: 2019年1月

新年明けまして、新しいIPGとジャッジ関連のお知らせが届きました!

マジックに、そしてジャッジ・プログラムに大変革が訪れています。よく読んで、プレイヤーの皆さんからの質問に備えましょう!

ポリシーの項目にある新しい特集ブログもご確認下さい!

良いジャッジングを!

ブラジル担当の新しい地域コーディネーターが選出されました。 イベントで見かけたらお祝いの言葉をかけて、新しい地位での成功を祈ることをお忘れなく。

 

グランプリ・ヘッドジャッジに選出された新規メンバーのことはご存じないかもしれませんが、多くの優秀な人材がその任を続けるため再任されています。 今年の活躍に期待しましょう。

 

JARが更新されました。 勝者を決定するためにコイン投げをすることによる失格は(ほとんど)なくなりました。 《秘蔵の縫合体》の誘発を遅れさせたことで数ターン後に墓地から這い出て来ることはないでしょう。 いろいろ変わりました!このブログを読んでIPGの更新を把握し、乗り遅れないようにしましょう。

 

プログラム・コーディネーターへのフィードバックを送りたいですか? 最新のブログ記事にはアイデアやフィードバックを届けられるメールアドレスが記載されています。 建設的な意見を送りましょう!

2019年1月のジャッジ向け記事とブログ

  1. Judge cast: JudgeCast #217 – Run a Better Prerelease, JudgeCast #218 – Ravnica Allegiance Release Notes, JudgeCast #219 – Ravnica Allegiance Rules and Policy Updates
  2. Knowledge Pool (non-English): Es ist Ebene zu sehen, Passt auf eure Clique auf!, Gideon zum Angriff!, Das Lathnu Mal, dass ich das vergesse!
  3. Judge apps ヘルプ: JudgeApps Updates – December 2018
  4. ルール翻訳: 新しく翻訳されたルール
  5. What’s up Doc: Running the Grand Prix D2 Checks/Product Team
  6. 成功のためのジャッジ: Leading the Deck Checks Team
  7. ジャッジ・カンファレンス: Updates to Conference Support (and something more…) – January 2019
  8. 地域ブログ:
    新記事があるブログ:
    Magic Judge Iberia – Español
    Europe – East regional blog
    German Speaking Countries
    Juízes de Magic Brasil
    Judging in Russian
    The Judges of Southeast Asia</a
    Jueces Hispanoamericanos
    USA Great Lakes Judges
    Judging in the North!
    USA – Southeast Regional Blog

その他にも、Blog Portalからジャッジのブログを見ることができます。記事について議論したいと思った場合は、ジャッジ・フォーラムにお越し下さい。ジャッジブログのチェックをお忘れなく!

ルールやポリシーについてすぐに答えが必要ですか?マジック・ジャッジに聞きましょう!


ジャッジ・アニバーサリー

Brogan KingArick Dickerman以下、2019年1月にアニバーサリーを迎えたすべてのジャッジを祝福しましょう。

2018年12月の今週のジャッジの皆さん

290: 2018年年末年始特集 その2
291: RC End of Year Feature 2018 Part 2
292: Natalia Ruiz, L2 from Sevilla, Spain
293: Dalton Grimes, L2 from Fort Wayne, Indiana
294: Logan Anbinder, L2 from Hyattsville, Maryland

集まりへようこそ

2018年1月のMagicFestが初参加となるジャッジたちを歓迎しましょう(MF参加が初参加でないジャッジはいるんでしょうか? 新イベントなのに)!

MF オークランド
MF プラハ
MF ニュージャージー

CFBE告知

AmA Timeline

Core Leadership qualities

プログラム・コーディネーター・ブログ

同意の上での裁定

ジャッジ規約委員会

2019年の新しい委員が選出されました。

イグザンプラー・プログラム

第1回調査の結果です。

新しいヴァンガード・トークンができました。

指導スフィア

Green Judging: 長距離を移動するジャッジが持続可能であるために

 

2019年1月の質問に対する公式回答

1.APは《グルールの芝地》と《反射池》を、NAPは《減衰球》をコントロールしています。《反射池》は{R}や{G}を生み出せますか、それとも《減衰球》の効果が適用されて{C}しか生み出せませんか?

Answer:
《反射池》はもちろん{C}しか生み出せません。土地が「生み出すことのできる」マナのタイプには、そのパーマネントの能力が今解決されたとしたときに生み出されるあらゆるマナのタイプが含まれ、それを決めるにあたっては適用可能な置換効果がすべて考慮されます(複数ある場合には適用の順番はありうるすべてを考慮します)。《減衰球》によって、《グルールの芝地》が生み出すことのできるマナのタイプは{C}だけなので、《反射池》から出せるマナはそれだけになります。

Approved by Callum Milne


2.APは《翡翠光のレインジャー》と《黄金炉の駐屯所》を戦場に出しています。NAPは《発散》を唱えました。APは《翡翠光のレインジャー》を自分の手札に戻してカードを1枚捨てなければなりませんか?

Answer:
APは何も手札に戻しませんが、手札からカード1枚を捨てます。《発散》はAPに「自分がコントロールしているパーマネントの中で、点数で見たマナ・コストが最も大きく土地でないパーマネント1つ」を手札に戻させますが、APのパーマネントの中で点数で見たマナ・コストが最も高いのは4の《黄金炉の駐屯所》で、土地ですので手札に戻すことはなく、点数で見たマナ・コストが4で土地でないパーマネントをコントロールしていないので、他のものを戻すこともありません。

Approved by Callum Milne


3.双頭巨人戦で、アクティブ・チームのプレイヤーの1人が《地底王国のリッチ》をコントロールしています。そのプレイヤーは、その能力でどちらのカードを選ぶか、チームメイトがターンのカードを引く前、あるいは後に知ることはできますか?

Answer:
双頭巨人戦では、同じチームの複数のプレイヤーが同時にカードを引く場合、そのそれぞれのプレイヤーがチームの望む順番でカードを引くという処理を行ないます。つまり、チームの判断で《地底王国のリッチ》をコントロールしていないプレイヤーが先にターンのカードを引き、その後でもう一方のプレイヤーがカードを引くようにすることができます。そうした場合、《地底王国のリッチ》をコントロールしているプレイヤーはチームメイトが引いたカードを知った状態でどちらを選ぶか決めることができることになります。

Approved by Callum Milne


4.競技イベントで、APはカウンターが4個載った《氷の中の存在》をコントロールしており、《信仰無き物あさり》を唱えました。カード2枚を引いてから捨てる前に、APは《氷の中の存在》の上からカウンターを1個取り除きました。違反は何ですか?

Answer:
MTRに、「順序違いの連続行動によって決定を遅らせ、本来のタイミングではまだ得られていない情報を利用することができてはならない。」という記述があります。

《氷の中の存在》には何も選択することがないので、最初にカードを引いたことによって得られる情報が適正な選択には何も影響を与えません。おそらく、特殊な状況では、引いたカードによって誘発させないほうがいいと考えることもあるかもしれませんが、故意に誘発を忘れるのは適正な選択ではありません。その情報に影響される決定が存在しないので、この場合は〔順序違いの連続行動〕だと言えるでしょう。

承認者 Scott Marshall


5.競技イベントで、APは《炎樹族の蛮人》をプレイして、何も言わず、カウンターも置かずに、その後で「どうぞ」と言いました。その時点で、APは暴動を忘れたことに気づきました。APはジャッジを呼び、カウンターを置きたいのに忘れたのだと言いました。ジャッジはどうすべきでしょうか。

Answer:
カウンターを置かなかったのであれば(その選択の明確な物理的表現である)、速攻を得ます。もちろん、APがまだそれ以外に何もしておらず、充分すぐに気が付いたのであれば、APがまだカウンターを置き終わっていないだけだと判断する可能性はありますが、それは確固たる話ではありません。

一般に、これは「《炎樹族の蛮人》……どうぞ、違う、待って、これにカウンター置くよ」というような状況で、ジャッジはこれがMTR 4.8の〔決定の撤回〕に当てはまるかどうか少しだけ調査する必要があるでしょう。当てはまるなら、問題ありません。カウンターを置いて、続けさせましょう。当てはまらないなら、その《炎樹族の蛮人》は(おそらく何の意味もない)速攻を持ちます。

承認者 Scott Marshall


特集:ハウツーガイド・ブログ新設!

今月は、ハウツーガイド・ブログを取り上げます!このプロジェクトはジャッジが知っていることが期待されている、イベント運営の様々な要素に焦点を当てたものです。全てのジャッジにメンターがいるわけではありませんし、何か答えが必要だと思ったときに聞ける相手がいるとは限りません。この「ハウツー」プロジェクトは、ジャッジに、既知の最善の手法を用いて特定の仕事をする方法を教えるためのものです。

『ラヴニカの献身』に伴うポリシー更新

『ラヴニカの献身』に伴うポリシーの更新が公開されています。新しい【マッチの敗北】と誘発型能力の扱いに関する様々なポリシー変更などについての議論が交わされています。

ルールのヒント・ブログ

《守護者計画》と「レジェンド・ルール」《高山の月》のすべてマナ能力とは?などの新しい記事がルールノヒント・ブログで公開されています。

双頭巨人戦リリースノート

『ラヴニカの献身』双頭巨人戦リリース・ノートが公開されています。ほとんどのカードは双頭巨人戦でも直感どおり働きますが、戦闘フェイズやライフの変動などに関しては不可解なことが起こりえます。それらのカードについて、ノートに記載されています。

2019年1月21日 禁止制限告知

告知をご覧ください。

ジャッジ・カンファレンス、MagicFest、その他イベントが世界中で開催され、ジャッジが募集されています!現在募集中のものは:
Magic Fests: MF マジソンMF プロビデンス

Magic Card Market シリーズ: Cardmarket Series ヘント

Star City Games シリーズ: SCG Open シンシナティSCG Open クリーブランド

Face to Face Games シリーズ: FtF Games シャーロットタウン OpenFtF Games トロント Open+FtF レッドディア Open+、その他様々なイベントが募集中です!

Magic Pick-and-Go SeminarsAncestral Recallなどの公開プロジェクトが助けとなるジャッジを探しています!ジャッジとしての経験から得たものをコミュニティに還元しようと思う方は、興味のあることにご協力下さい

最後のおまけ

誰でも、フロア内外で止まり木が欲しいときがあるものです! MF シドニーにあった止まり木を見てみましょう!