再スタックと再契約

 ArthurとNeilはモダンのPPTQで対戦しています。Arthurのターンの終わりに、Neilはマナを全て出して《》を唱えました。Arthurはそれに対応して《》を唱え、Neilはさらに対応して《》を唱えました。Arthurは少し考えてから、《》を唱えました。  Neilは少し待って、「そんな……」と言い、自分の呪文を自分の墓地に置きました。Arthurも同様にします。  Neilはアンタップし、彼のターンのドローをしました。  Arthurは「契約払ってないよ」と言います。  Neilは答えて「《》したろ」と答えました。 「いや、俺が《》したのは《》だよ」 「ジャッジ!」  どうすべきでしょうか? [expand title=”Answer”] Arthurが《》で《》を対象にしたと宣言してはいませんでしたので、MTR4.2に則り、《》を対象にしたと仮定されます。【警告】を出す必要も巻き戻す必要もありませんが、プレイヤーにイベントでの手順の省略と、ゲームの処理を明瞭に伝えることの必要性について指導してからゲームを続けさせましょう。[/expand]

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闘牛のように

 AnubisとNefertitiが『アモンケット』のシールド戦PPTQで対戦しています。Anubisは《》と《》をコントロールしています。彼の戦闘前メイン・フェイズに、Anubisは《》を唱えて解決した後で、「攻撃クリーチャーを指定していい?」と聞き、Nefertitiは「どうぞ」と言いました。  Anubisは《》と《》をタップし、「誘発。《》は速攻とパワー2点追加ね」と言いました。Nefertitiは、《》が攻撃できるべきではないと言い、ジャッジを呼びました。  どうすべきでしょうか? [expand title=”Answer”]  最新のマジック・イベント規定のポリシー変更により、これは〔誘発忘れ〕にはならなくなりました。Anubisは違反を犯していません。MTR 4.2から一部引用します。 「アクティブ・プレイヤーが第一メインフェイズでの優先権を放棄したとき、戦闘開始時の誘発型能力と関連する場合を除き、非アクティブ・プレイヤーは戦闘開始ステップで行動するものと解釈される。ここで非アクティブ・プレイヤーが行動をとらなかった場合、アクティブ・プレイヤーは戦闘開始ステップでの優先権を得る。戦闘開始時の誘発型能力は (対象をとるものであっても)、非アクティブ・プレイヤーの行動が解決されたあとに宣言されてもよい。」  したがってAnubisは戦闘開始ステップに優先権を対戦相手に渡したあとで《》の対象を宣言することができます。Nefertitiは望むならAnubisの手順省略を中断させることができ、スタック上にある《》の解決前に何かすることができます。何もしなければ、《》は+2/+0と速攻を得て、Nefertitiを攻撃することになります。 [/expand]

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