再スタックと再契約

 ArthurとNeilはモダンのPPTQで対戦しています。Arthurのターンの終わりに、Neilはマナを全て出して《深遠の覗き見》を唱えました。Arthurはそれに対応して《払拭》を唱え、Neilはさらに対応して《否定の契約》を唱えました。Arthurは少し考えてから、《呪文貫き》を唱えました。
 Neilは少し待って、「そんな……」と言い、自分の呪文を自分の墓地に置きました。Arthurも同様にします。
 Neilはアンタップし、彼のターンのドローをしました。
 Arthurは「契約払ってないよ」と言います。
 Neilは答えて「《呪文貫き》したろ」と答えました。
「いや、俺が《呪文貫き》したのは《深遠の覗き見》だよ」
「ジャッジ!」
 どうすべきでしょうか?

Answer
 Arthurが《呪文貫き》で《深遠の覗き見》を対象にしたと宣言してはいませんでしたので、MTR4.2に則り、《否定の契約》を対象にしたと仮定されます。【警告】を出す必要も巻き戻す必要もありませんが、プレイヤーにイベントでの手順の省略と、ゲームの処理を明瞭に伝えることの必要性について指導してからゲームを続けさせましょう。