Magic Judge Monthly 2019年4月

いい春、いい『灯争大戦』の季節がやってきました!
決戦には多くの面白いプレインズウォーカーが参加していますが、皆さんはほんの少しのポリシーの更新や。ジャッジとコスプレイヤーの芳醇な会合の準備ができていることでしょう!
おまけもお忘れなく!
 

今回の変更には驚くべきことはありません。
明確化のために文章が更新されたところは少々ありますが、あとは可愛い猫の写真ぐらいです。
可愛い子猫ですよ!
 
イベントレポートを書きたいけれどもどこから手を付けていいかわからない?
どうすればいいかの用例付きで簡単明瞭なガイドがあります。
 
地元のMCQやスタッフの計画に不安があれば、この記事を読ませてみましょう。
店舗の中には、その日に必要なものの準備ができていなかったり、経験豊富なスタッフの重要性を過小評価しているところもあるかもしれません。
 
スフィアの更新、CMBやAMAうあジャッジ・フォーラムにおける最近の「状況」への回答、PC選抜手順についての覚書
 
更新が必要?
更新はここに。『灯争大戦』による総合ルールの更新は、ここにある覚書を読むだけでわかります。


2019年4月のジャッジ向け記事とブログ

  1. Judge cast: JudgeCast #223 – Players Leaving the Game(プレイヤーがマジックを止めるとき), JudgeCast #224 – Apps! Apps! Baby!, JudgeCast #225 – War of the Release Notes(『灯争大戦』リリースノート)
  2. Knowledge Pool (non-English):Du bist der Schiedsrichter, Dunkler Mittrinker, drei mal, Etwas ausgeliehenes, etwas blaues
  3. Judge apps ヘルプ: JudgeApps Updates – March 2019
  4. ルール翻訳:『灯争大戦』リリースノート, マジック違反措置指針 – 2019/05/03, マジック・イベント規定 – 2019/05/03
  5. 地域ブログ:更新分
    Europe – East regional blog
    German Speaking Countries
    Magic Judge Iberia – Español
    USA Judge Family
    Juízes de Magic Brasil
    UKISA Regional Blog
    Jueces Hispanoamericanos
    The Northwest Passage
    Ελλανοδίκες
    USA Great Lakes Judges

その他にも、Blog Portalからジャッジのブログを見ることができます。記事について議論したいと思った場合は、ジャッジ・フォーラムにお越し下さい。ジャッジブログのチェックをお忘れなく!
ルールやポリシーについてすぐに答えが必要ですか?マジック・ジャッジに聞きましょう!


ジャッジ・アニバーサリー

Janit Mindis, Are Maturana, Savvas Themistocleous, Joe Wiesenberg, Jorge Requesens, Jernej Lipovec, Federico Donner, Paul Baranay, 中村貴宣, Riki Hayashiたち、2019年3月と4月にアニバーサリーを迎えたジャッジをお祝いしましょう!

2019年5月の今週のジャッジ

303 — ご迷惑をおかけします

集まりへようこそ

2019年4月に初めてマジックフェストでジャッジする仲間を大歓迎しましょう!
MF サンパウロ
MF ナイアガラの滝
MF 横浜
MF ロンドン


2019年4月の質問に対する公式回答

1.APは《ガラクの大軍》と《帰還した探検者、セルヴァラ》をコントロールしていて、ライブラリーの一番上はクリーチャーです。APが、そのクリーチャー・呪文を唱えはじめて、《帰還した探検者、セルヴァラ》を起動して、その呪文を唱えないことを選んで、最終的にライブラリーの2枚目だったカードを手札に入れて、そのクリーチャー・呪文をライブラリーの一番上に戻すことはできますか?
ライブラリーの一番上のクリーチャー・呪文が3マナで、戦場に土地がなくて、つまり唱えることが出来ないとわかっている場合はどうなりますか?また、クリーチャー・呪文が1マナで、対戦相手が《魔力の乱れ》を持っているとわかっている場合、APがクリーチャーを唱える時に1マナを確保しておきたいとしたらどうですか。
《帰還した探検者、セルヴァラ》が1マナしか生み出さなかった場合に、クリーチャーを唱えないことはできますか?
[expand title=”Answer:”]不正になることがわかっていて、何らかの有利を得るために、故意に処理を行なうことはジャッジによっては失格になる可能性があります。1つ目の例は明らかに危険な範疇ですし、APが何かを得ようと考えていなかったとは思えないので、失格にすることに私は反対だとは言えません。
2つ目の例は、何か処理を始めて、その後で、情報を得てから取り消そうという意図だと理解しました。呪文を唱える間に充分なマナを生み出したけれども余剰のマナを生み出せなかったから完了しないようにする、というのはかなり濃いグレーで、私ならやりませんし、許容もしません。
明確化のためにはっきり答えるなら、どちらの例もできません!
承認者 Scott Marshall
[/expand]

2.APは《ボーラスの城塞》をコントロールしていて、ライブラリーの一番上は《祖先の幻視》です。唱えられますか?
[expand title=”Answer:”]はい!《ボーラスの城塞》の能力は、自分のライブラリーの一番上にあるカードを「それのマナ・コストを支払うのではなく、それの点数で見たマナ・コストに等しい点数のライフを支払う。」ことで唱えられるというもので、代替コストです。(《祖先の幻視》のように)マナ・コストを持たないカードの点数で見たマナ・コストは0です。APのライブラリーの一番上のカードが《祖先の幻視》なら、《ボーラスの城塞》を使って唱えることが可能で、点数で見たマナ・コストが0なので、支払うライフも0となります。
承認者 Nathan Long
[/expand]

3.APが《贖いし者、フェザー》と《戦慄衆の秘儀術師》をコントロールしていて、《戦慄衆の秘儀術師》の攻撃誘発で対象を取る呪文を唱えました。その呪文は《贖いし者、フェザー》の能力で戻りますか?
[expand title=”Answer:”]APが自軍のクリーチャーを対象にしている(これによって《贖いし者、フェザー》の能力が誘発する)ことと、他に何も干渉しないことを前提に、はい、次の終了ステップの開始時に、APはそのカードを手札に戻せます。《贖いし者、フェザー》の能力も《戦慄衆の秘儀術師》の能力も、どちらもそのカードをオーナーの墓地に置くことを他のことで置換しようとするので、APはそれらの効果のどちらを適用するかを選びます。(どちらもカードを追放するものですが、別々の効果です。)APはどちらの効果を適用しても構いません。他方の効果は適用されず、何もしなくなります。(《贖いし者、フェザー》の効果を適用することを選べば、次の終了ステップの開始時にそのカードを手札に戻す遅延誘発型能力を生成します。(《戦慄衆の秘儀術師》の効果を選べばそのカードは戻りませんが、誰もそんなことは選ばないでしょう。)
承認者 Callum Mine[/expand]

 


プレイヤー経験ブログ - カードにスリーブをつけるときの注意点

スリーブの裏面に区別がつくような傷がついているのはシャッフル中の傷ではなく、カードをスリーブに入れる時の不用心な扱いが原因です。プレイヤー経験ブログのこの動画に、デッキにスリーブをかけるときに何をすべきでないかが示されています!

双頭巨人戦リリースノート

新しい記事を2本公開しました。『灯争大戦』双頭巨人戦リリースノートと、『灯争大戦』双頭巨人戦の秘宝です。

ハウツー・ガイド - プレイしながらジャッジすること

プレイしながら同時にジャッジもする場合に考える必要があることが何か考えたことがありますか?この記事では、プレイしながらジャッジする場合のヒントや、プレイヤーのジャッジコールがあったとき、あるいは自分のマッチで何かあったときにすべきことが書かれています。



ジャッジ・カンファレンス、マジックフェスト、その他イベントが世界中で開催され、ジャッジが募集されています!現在募集中のものは:

その他色々です!
ジャッジブースなどの公開プロジェクトが助けとなるジャッジを探しています!ジャッジとしての経験から得たものをコミュニティに還元しようと思う方は、興味のあることにご協力下さい。
 

最後のおまけ

ヘッドジャッジの中には、MFロンドンへの道中でプレインズウォーカーに出会った人がいます!
やあ、カズミナ(@NissaCosplay</a.)