AlexはスタンダードのPPTQでNateと対戦しています。Alexは《キランの真意号》1つと《スレイベンの検査官》2体をコントロールしています。Alexは《異端聖戦士、サリア》を唱え、解決されました。Alexは《キランの真意号》に《異端聖戦士、サリア》を搭乗させ、クリーチャーすべてで攻撃しました。ブロック宣言前に、Nateは自分の《つむじ風の巨匠》を起動し、飛行機械1体を戦場に出しました。《キランの真意号》をブロックされたくないAlexは、《無許可の分解》でその飛行機械を破壊します。《無許可の分解》から3点のダメージを受けて、Nateのライフは10点になります。その後、Nateは《つむじ風の巨匠》で飛行機械をもう1体生成し、「ブロックに入ってもいい?」と聞きました。Alexが同意したので、Nateは《スレイベンの検査官》のうち1体を《つむじ風の巨匠》で、《キランの真意号》を飛行機械でブロックしました。両プレイヤーがライフ総量を記録し、Nateのライフは9点でした。この時点で観客から、トークンはタップ状態で出るはずだからブロックできない、という指摘がありました。両プレイヤーとも、トークンがアンタップ状態で戦場に出ていたことを認めましたが、Alexは「トークンがブロックできないと知っていたら、除去しなかった」と付け加えました。
どうすべきでしょうか?
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Nateは〔その他一般のゲームルール抵触行為〕により【警告】を受けます。彼はトークンをタップ状態で生成すべきでした。Alexは〔違反の見逃し〕により【警告】を受けます。彼は《異端聖戦士、サリア》をコントロールしていましたが、この誤りには受動的にしか関与していませんので両プレイヤーに〔その他一般のゲームルール抵触行為〕を出す状況ではありません。ゲームを2つ目のトークンが生成された時点まで巻き戻し、どちらのプレイヤーにも何も情報を増やしていない範囲としてブロックを取り消します。起こった誤りの中にはそのままになるものもありますが、巻き戻しによる混乱は最低限になり、この誤りによる主な混乱であるブロックが成立スべきではないということは解消されます。通常、部分的な巻き戻しは認められませんが、今回は2つの誤りが発生していたので可能です。戦闘ダメージを取り消し(Nateのライフを10点に戻し)、トークンと《スレイベンの検査官》を戦場に戻すことで巻き戻しを完了させ、その後でブロックを取り消し、トークンをタップ状態にします。両プレイヤーに、ブロック・クリーチャー指定前の攻撃クリーチャー指定ステップにそれぞれが優先権を得るということを知らせます。
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