ジャッジの皆さん、
MJM最新号にようこそ。
久しぶりに、Sugar on Topのコーナーが戻ってきました! 新しい版の精神に則っていると言っておきましょう。また、まもなく人員募集をかけますので、書くことに興味がある方はご連絡を。現在のところは、10月のまとめをお楽しみ下さい。
それでは、お楽しみ下さい!
MJMチーム
ジャッジAppsで受験可能に!
練習問題を受験したければ、ジャッジAppsに行けばよくなりました。問題を追加する準備もできていますが、内容を作るのには時間がかかります。お手伝いいただける方はこちらの告知記事をご一読の上、いくつかの試験を受験してみて下さい。試験の後にフィード・バックを送るフォームがあります。
プログラム・コーディネーター更新
新しいプログラム・コーディネーターが就任しました。彼は今後のPCが今後プログラムにどう影響するかという役割や詳細についての計画を立てています。詳しくはこちらの告知をご確認下さい。
学習/Learning スフィア
いえ、これは新カードのネタバレではありません。学習スフィアは、ジャッジの知識を集め、ジャッジ・コミュニティに還元するものです。目的は、ネット上に散らばっている大量の知識に簡単にアクセスできるようにすることです。これには30以上のプロジェクトが関わることになります。特定の分野で知識を高めたいと思うなら、ここから始めましょう。
2017年10月のじゃッジ向け記事とブログ
- 記事: Public Events Management – Part 2: Preparing your Management Tools, Body Language of a Leader, Body Language in a Ruling, Announcing the Program Coordinator Class of Fall 2017!, Regional Coordinator Selection Process Wave 3 Results
- ジャッジ・カンファレンス: Pick-Up-and-Go Conference Models
- Battlefield Forge(大会レポート): Judging the Biggest PPTQ Ever in Portugal
- GPトラベルガイド: GP Phoenix 2017, PT Nice 2017, GP Hong Kong 2017, GP Shanghai 2017 and GP Singapore 2017
- The Feedback Loop(相互指導): Identity Triggers: Who Tells Your Story?, “You Always Do What You’re Told.”, Feedback: A Communication Safety Feature and Writing Reviews, Part One
- Knowledge Pool(問題例): 双方に利がある外部情報、切れやすい連鎖?、再スタックと再契約、振り出しに戻る
- Judgecast: JudgeCast #183 – GP Providence and JudgeCast #184 – What are Special Actions?
- その他のブログなど: Welcome to the Fold, The Elvish Farmer, Just a Little WordPress Judge Blog, A World of Magic, Ask a Magic Judge, Learning Sphere
その他にも、Blog Portalからジャッジのブログを見ることができます。
記事について議論したい場合、関連のフォーラムに行きましょう。 Judge blogのチェックもお忘れなく。
2017年10月のアニバーサリー
ジャッジとしての「誕生日」をこの10月に迎えた皆さんを盛大に祝いましょう! 今月特集されているジャッジは、Justin HovdenesとEnrique Manuel Guzman Mosquedaです。
2017年10月の「今週のジャッジ」
- #229 Joe Klopchic Level 2, from Seattle, Washington, United States
- #230 Angela Aliff Level 1, from Roanoke, Virginia, United States
- #231 Phillip Painter Level 2, from Fremont, California, United States
問題のあるプレイヤーや振る舞い
あなたのイベントに、問題のあるプレイヤーはいますか? 問題のある振る舞いはありますか? より良い振る舞いをするように推奨する方法を知りたいと思いますか? こちらのスレッドで話題になっています。
L1候補生学習素材とマジックのスラング
レベル1を目指すために必要な全てのリンクやプロジェクトその他が含まれている素晴らしいページをご紹介します。
興味がある皆さんのためにもう一つ非常に有用なページ、マジックのスラング一覧をご紹介します。これは非常によく使われるスラングや略語が掲載されています。
2017年10月の質問に対する公式回答
1. 墓地から《多面相の侍臣》を《スカラベの神》で戻しました。それはなんですか?
[expand title=”Answer:”] 《スカラベの神》の能力は《多面相の侍臣》に使われました。そのトークンは《スカラベの神》をコピーしているので、青黒で5/5でゾンビではありません。これは、あなたが手札から唱えた《多面相の侍臣》が(《スカラベの神》をコピーしたなら)5/5で青黒でゾンビでなくなるのと同じ理由です。《多面相の侍臣》のコピー効果が、「通常の」特性を上書きすることになります。もう少し掘り下げると、《スカラベの神》の能力が解決されると、それが作る《多面相の侍臣》のトークンは次のようなものになろうとします。
《多面相の侍臣》 {2}{U}{U}
(黒)クリーチャー ― ゾンビ
多面相の侍臣が不朽を行われていたなら、あなたはそのトークンを、マナ・コストを持たず、白であり、それの他のタイプに加えてゾンビであることを除き、戦場にある他のクリーチャー1体のコピーとして戦場に出してもよい。そうでないなら、あなたはこれを戦場にある他のクリーチャー1体のコピーとして戦場に出してもよい。
不朽 {3}{U}{U}
4/4
ただし、このクリーチャーが戦場に出る前に、適用すべき効果が存在します。これのコピー効果です。あなたは《スカラベの神》をコピーすることを選んだので、それが上記の特性を《スカラベの神》からコピーした特性で上書きします。その結果、こうなります。
《スカラベの神》 {3}{U}{B}
伝説のクリーチャー ― 神
あなたのアップキープの開始時に、各対戦相手はそれぞれX点のライフを失い、あなたは占術Xを行う。Xはあなたがコントロールするゾンビの総数に等しい。
{2}{U}{B}:墓地からクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを追放する。黒の4/4のゾンビであることを除きそれのコピーであるトークンを1体生成する。
スカラベの神が死亡したとき、次の終了ステップの開始時に、これをオーナーの手札に戻す。
5/5
見ての通り、このトークンは《スカラベの神》からコピーした特性を持つので、ゾンビではなく、5/5です。「通常の」特性は、コピー効果の適用により上書きされます。
承認者 Callum Milne.
[/expand]
2. 対戦相手が《レオニンの裁き人》をコントロールしています。そして《幽霊街》で私の土地1つを狙ってきて、私は{2}を支払いませんでした。私はライブラリーを切り直せますか?
[expand title=”Answer:”] いいえ。《レオニンの裁き人》が有効な間、あなたはライブラリーから探すことはできません。そして呪文や能力の解決中に何かの選択を求められたとき、不正あるいは不可能な選択を選ぶことはできません(CR 608.2d)。《幽霊街》の能力が解決されたとき、あなたは「自分のライブラリーから探す」か「何もしない」かから選択します。この1つ目の選択肢は《レオニンの裁き人》のせいで選べないので、適正な選択肢は何もしないことだけになります。
承認者 Callum Milne.
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3. 私が《金属ミミック》と《秘儀での順応》をコントロールしていて、両方でマーフォークを指定しています。私は、マーフォークでないクリーチャーをプレイしました。何が起こりますか? 『イクサラン』の発売に伴う最近の変更で、このクリーチャーはマーフォークとして戦場に出て、《金属ミミック》から追加で+1/+1カウンターを1個得るようになったのはわかっています。質問したいのは、今回の変更前だとしてもこのクリーチャーはカウンターが乗った状態で戦場に出るのではないかということです。
[expand title=”Answer:”] 今までのルールでは、それが戦場に出他時点でどうなるかを見るとき、既に存在している効果で戦場にあるオブジェクトに適用されるものは無視することになっていました。今はそれらの効果を考慮します。つまり、このルール変更前は、戦場に出た時点での状態を見るとき、スタック上にあるクリーチャーにも影響する場合にさえ《秘儀での順応》の効果を考慮に入れませんでした(これが《奸謀》と《茨森の模範》のような相互作用でおかしなことを起こしていたのです。スタック上では戦士で、戦場でも戦士なのに、これまでのルールに従うと、戦場に出る時点での状態を参照するときは《奸謀》の効果を考慮しないので、+1/+1カウンターを持たずに戦場に出ることになっていたのです)。
これは、現在のルールではありません。現在のルールでは、戦場に出る時点での状態を参照するときに《秘儀での順応》の効果を考慮しますので、そのクリーチャーはカウンターが乗った状態で戦場に出ます。
承認者 Nathan Long.
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4. このマッチは始まったばかりです。Abelは《汚染された三角州》をプレイし、割って、「《神聖なる泉》から《血清の幻視》」と言い、そして《血清の幻視》を解決しました。その後で、彼は実際には土地を出していなかったことに気づきました。ジャッジ! どう処理すべきでしょうか?
[expand title=”Answer:”] 選択肢は2つあります。復元するか、プレイヤーに《神聖なる泉》を(占術したカードを動かさずに)探させて戦場に出させるという部分的修復を行なうかです。
どちらの場合でも、最適な方法を決定するために調査し、プレイヤーにもっと注意深くプレイするように指導しましょう。ルール適用度が競技なら、〔その他一般のゲームルール抵触行為〕の懲罰もお忘れなく。
承認者 Scott Marshall.
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5. 《スカラベの神》が対戦相手のターンに死亡して、私がその誘発に気づいた(あるいは忘れた)として、私は自分のアップキープ中に思い出して《スカラベの神》を戻すことはできますか? 誘発を完全に忘れていた場合との違いはありますか?
[expand title=”Answer:”] 1つ目の誘発「《スカラベの神》が死亡したとき」は、遅延誘発型能力を生成する以外は何もしませんので、あなたがそれを示したかどうかにかかわらず、自動的に解決されます。
2つ目の誘発を忘れることはありえますが、その場合の修復は、気づいた時点で解決することになります。
承認者 Scott Marshall.
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WERと食い違うIPGの懲罰
現在、WERには与えられることがある全ての懲罰は登録されていません。そういった懲罰を与えた時の最もふさわしい処理は、新しい懲罰になる前の古い分類で入力し、詳細欄に詳しく書くことです。詳しくはこちらのスレッドで。
チャリティイベントの運営
あなたの近所のゲームストアでチャリティイベントを運営するのを手伝おうと思う人のために、イベントを成功させるヒントがこのスレッドに集まっています!
RPTQとGP2日目足切りの更新
2018年のグランプリ・イベントについて、プロモ、スケジュール、2日目の足切りに関する新しい更新が公開されています。
ジャッジ・カンファレンス、グランプリ、SCG Openが世界中で開催され、ジャッジが募集されています。Grand Prix Lyon 2018やUSA Southwest Winter Judge Conferenceなどが募集中です。
各イベントについての詳細は、Grand Prix Solicitations and Selected Staffsのフォーラムでご確認下さい。
公開プロジェクトが協力者を求めています。ジャッジとしての経験から得たものをコミュニティに還元しようと思う方は、興味のあることにご協力下さい。