Magic Judge Monthly 2018年8月

 Magic Judge Monthly8月号にようこそ!
 ここ最近は毎月同じことを言っている気がしますが、新しいことに挑戦しています!
 特集記事です!
 プログラムで重要なことや新しいことにハイライトを当て、新しいまたは重要なブログに注目し、重要なルールや情報をご紹介します!
 ドキュメントの章とコミュニティの章に、最初の特集記事が紹介されています!
 それでは、良いジャッジングを!

 プログラム・コーディネーター・ブログに、立候補者と質問への彼らの回答が更新されました。
 誰が立候補したのか、その実績、プログラムについての展望はこちらで確認できます。

イグザンプラー推薦の第15波開始

 このブログ記事で、最近の変更とその導入から得たデータについて議論されています。

地域コーディネーター

 地域コーディネーターになりたいですか?
 レベル3か、あるいは非常に優秀なレベル2ですか?その方法に興味があって、あなたの地域で立候補できるかどうか、承認されるための条件、現時点での立候補者が誰かを知りたいなら、この記事をご確認ください。
 (立候補の足切りは、公開終了時点で行われます。)

2018年8月のジャッジ向け記事とブログ

今月の特集記事

 最初のお知らせの内容を見逃した方へ:USA Northwest: The Northwest Passage!

  1. プログラム・コーディネーター・ブログ: Program Coordinator Travel Diary – Issue #4, Program Coordinator Q&A August 2018
  2. Judge cast:JudgeCast #206 – Commander 2018 Mechanics, JudgeCast #207 – Policy Discussables, JudgeCast #208 – Getting Loopy with Toby Elliott
  3. JudgeAppsのヘルプと更新: JudgeApps Updates – July 2018
  4. トラベルガイド: GP オーランド, GP ストックホルム 2018
  5. 地域ブログ:
    新記事: German Speaking Countries
    Judging in the North!

    Jueces Hispanoamericanos
    Iberia
    Canadian Judge Family
    Regional Blog for USA – Southwest!

    USA Great Lakes Judges
    Europe – East regional blog
    Juízes de Magic Brasil
    The Judges of Southeast Asia
    BeNeLux

  6. USA – Southeast Regional Blog

 その他にも、Blog Portalからジャッジのブログを見ることができます。
 記事について議論したい場合、関連のフォーラムに行きましょう。Judge blogのチェックもお忘れなく。
 ルールやポリシーについてすぐに答えが必要ですか?マジック・ジャッジに聞きましょう!

プログラム・コーディネーターQ&A 特別記事!

 今月の「コミュニティ」での特集記事として、プログラム・コーディネーターがメールでの質問を受け付けました。質問をフォーラムで投稿しそこなっていた皆さんはも、こちらから質問への答えを読むことができます。

ジャッジ・アニバーサリー

 Todd BusseyAbel Jose Maria Flores NajeraHaitao Jia,、Riccardo Tessitoriたち、2018年8月にアニバーサリーを迎えたジャッジをお祝いしましょう。

2018年8月の今週のジャッジの皆さん

268:Theodoros Millidonis, L2 from Nicosia, Cyprus
269: イグザンプラー第13波 その1
270:Joel Bantiles, L3 from Taytay, Rizal, Philippines
271: イグザンプラー第13波 その2
272:Meg Baum, L3 from Detroit, Michigan

集まりへようこそ

 2018年8月に初めてグランプリでジャッジした仲間を大歓迎しましょう!
GP ブリュッセル
GP オーランド
GP ロサンゼルス
GP プロヴィデンス
GP プタハ
GP リッチモンド
 


2018年7月の質問に対する公式回答

1.プレイヤーが《魂剥ぎ》を唱え、探査コストとして自分の墓地から《悪意の騎士》を追放しました。《魂剥ぎ》が戦場に出たとき、それは呪禁を持ちますか?
Answer:

白からの呪禁を持ちます!「一般的な」呪禁を持つものを追放してはいないので、「一般的な」呪禁は持ちません。
承認者 Callum Mine

2.プレイヤーが、《ハンウィアー守備隊》のコピーになっている《折れた刃、ギセラ》と、《ハンウィアーの要塞》のコピーになっている《消えゆく光、ブルーナ》をコントロールしています。そのプレイヤーは《ハンウィアーの要塞》の合体能力を起動しました。何が起こりますか?
Answer:
その対戦相手は恐るべき《悪夢の声、ブリセラ》の脅威に直面することになるでしょう!このプレイヤーが《ハンウィアー守備隊》と《ハンウィアーの要塞》を両方追放したとき、ゲームはそれが合体の組を作るかどうかをチェックします。それらは既に戦場にないので、《折れた刃、ギセラ》と《消えゆく光、ブルーナ》に戻り、合体の組を作る2枚のカードなので合体して《悪夢の声、ブリセラ》として戦場に戻ることになります!
承認者 Nathan Long

3.プレイヤーが《工匠の達人、テゼレット》の[0]能力を起動し、コントロールしているアーティファクトが3個以下なのに誤って2枚のカードを取ってしまいました。それらのカードは、手札の他のカードと混じっていません。違反は何ですか? 〔過剰なカードを見た〕か〔非公開カードに関する誤り〕か、どちらですか?
Answer:
これは、〔非公開カードに関する誤り〕になります。プレイヤーがカード群を作る意図でカード群を作ったけれども、そこにカードが多すぎたのであれば、〔非公開カードに関する誤り〕です。この違反が〔過剰なカードを引いた〕でなくなったのは、カードを引いたことでなくても適用されうるからです。《工匠の達人、テゼレット》の2つ目の能力は、「カードを1枚引く。あなたがアーティファクトを3つ以上コントロールしているなら、代わりにカードを2枚引く。」です。そのプレイヤーは、カード1枚のカード群を作り、そのカード群を手札に加えるように指示されました。しかし、彼はその手札に加えるつもりのカード群に2枚のカードを入れました。従って、これは〔非公開カードに関する誤り〕なので、そのカード群の2枚のカードを公開し、引く1枚と、ライブラリーに混ぜて切り直す1枚を対戦相手に選ばせます。
承認者 Scott Marshall

4.多人数戦で、《潜伏工作員、ザンチャ》が戦場に出た時点でコントロールを得たプレイヤーがゲームを離れることになりました。《潜伏工作員、ザンチャ》はどうなりますか?
Answer:
《潜伏工作員、ザンチャ》が戦場に出たら、それを戦場に出したプレイヤーは、それのコントロール変更効果を用いて対戦相手の1人にそれのコントロールを与えなければなりません。その対戦相手がゲームを離れたとき、《潜伏工作員、ザンチャ》のコントロールを与えていたコントロール変更効果は終わります。
その場合、《潜伏工作員、ザンチャ》はそれの前のコントローラー、つまり誰にコントロールを与えるかを決めたプレイヤーのコントロール下に戻ります。大抵の場合、それは《潜伏工作員、ザンチャ》のオーナーでしょう。
《潜伏工作員、ザンチャ》が戦場に出たら、それを戦場に出したプレイヤーは、それのコントロール変更効果を用いて対戦相手の1人にそれのコントロールを与えなければなりません。その対戦相手がゲームを離れたとき、《潜伏工作員、ザンチャ》のコントロールを与えていたコントロール変更効果は終わります。その場合、《潜伏工作員、ザンチャ》はそれの前のコントローラー、つまり誰にコントロールを与えるかを決めたプレイヤーのコントロール下に戻ります。大抵の場合、それは《潜伏工作員、ザンチャ》のオーナーでしょう。
承認者 Callum Mine

5.APは《変身体の殺到》を唱え、奮励コストを支払って自軍のクリーチャーである《灰色熊》1体と《羽ばたき飛行機械》2体を対象に取りました。解決時に、NAPの《殺戮の暴君》をコピーするために選びました。それが終わってから、APは、NAPの《殺戮の暴君》のコピーになっている《灰色熊》を対象にして《宿命的心酔》を唱えました。NAPのターンに、そのトークン・クリーチャーは何でしょうか?《殺戮の暴君》のコピーですか?《灰色熊》のコピーですか?
Answer:
APが《宿命的心酔》で生成したトークンは、ずっと《殺戮の暴君》です。もちろん、プレイヤーが干渉すれば話は違いますが。(少なくとも、APはもう一度《変身体の殺到》を唱えて一時的に他のものにすることはできますし、NAPが《鏡編み》を唱えるかもしれませんし、他にもいくらでも変える方法はあります。)
何か他のもののコピーになっているものをコピーする場合、その元のカードと他のもののコピーにしている効果を別々にコピーするわけではありません。コピーするのは、そのカードのコピー可能な値だけです。コピー可能な値は、既に他のコピー効果によって修整されているので、参照する値は修整された値です。
《変身体の殺到》の効果がクリンナップ・ステップに消滅すると、その《灰色熊》はもう《殺戮の暴君》ではありませんが、《宿命的心酔》によるトークンは、それがコピーした値に従い、《殺戮の暴君》のままです。コピー元のパーマネントが他の状態になっていることは、関係ありません。
これはオブジェクトのコピーに関するルールに明記されています。
706.2b オブジェクトがコピーされた後では、元のオブジェクトのコピー可能な値を変更してもコピーは変更されない。
承認者 Callum Mine


ジャッジブースの内容更新

 疲れを知らない協力者の尽力のおかげで、M19と『ドミナリア』の内容がジャッジブースで公開できました!

ジャッジ・プログラム 組織図

 ジャッジ・プログラムの組織図が最後に更新されてから半年以上が経過していましたが、ついに更新できました。それについてはこちら。

ルールの翻訳

 マジック総合ルールの文書が更新されています。最新版(2018-08-10)はウィザーズのウェブサイトとDCIRules.orgから参照できます。これは『統率者(2018年版)』に伴う更新なので、Update Bulletinはありません。おそらく、『ラヴニカのギルド』の更新に伴って説明が加えられることでしょう。



 ジャッジ・カンファレンス、グランプリ、SCG Openが世界中で開催され、ジャッジが募集されています。GPポートランド, GPリバプール, SCG Open フィラデルフィア, SCG Open ダラス, SCG Open シャーロットが間もなく〆切となります。
 各イベントについての詳細は、Grand Prix Solicitations and Selected Staffsのフォーラムでご確認下さい。
 Magic Judge Article 2018 Updateなどの公開プロジェクトが助けとなるジャッジを探しています!ジャッジとしての経験から得たものをコミュニティに還元しようと思う方は、興味のあることにご協力下さい

最後のおまけ

 最近、Dustin de LeeuwがGPプラハで任務トークン・ゲームを行いました。
 彼のコメントは次のとおりです!

「僕はいつも、雑用を楽しい挑戦にする方法を探してるんだ。思いつく限りで一番楽しいことのひとつが、ドラフトをすること。だったら、毎ラウンドのチームの任務をドラフトするのはいいんじゃないか?GPプラハのフィーチャー・マッチ・チームでは、毎ラウンドする任務が4つあり、ジャッジは5人いたので、このちょっとした楽しいゲームにちょうどよかったんだ。僕が一番評価したのは、休憩のとり方さ。トークンは可能な限り最も公正で民主的で優しい方法で扱われたよ!」