切れやすい連鎖?

 レガシーのGPであなたが見ていたマッチで、Apolloのライフは3点で、その対戦相手のNeptuneのライフは5点でした。Apolloは《》を唱え、彼の《》2つのうち1つをタップして、赤マナがいくつか使えるNeptuneを対象にしました。Neptuneは「解決して」と言って自分のライフを2点にしました。Apolloはあなたのほうを見て、数秒待ち、それからもう1枚の《》をNeptuneを対象に唱えると宣言しました。どうすべきでしょうか? [expand title=”Answer”]Apolloはeptuneが{R}{R}を支払って《》をコピーするという選択をしないことを確認しなかったことにより、〔意思疎通規定抵触行為〕になります。彼に【警告】を与え、Neptuneが{R}{R}を支払ってコピーを作るという選択ができる時点まで巻き戻します。[/expand]

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両方に利がある外部情報

 Aidanはビデオ・カバレージとテキスト・カバレージが行われている大型でルール適用度が競技のイベントのトップ8でNaaraaと対戦しています。デッキリストは事前にオンラインで公開されており、両プレイヤーともマッチの開始前に対戦相手のデッキリストを見ることができきました。第2ゲーム中に、他のマッチを見ていたあなたがそのテーブルに来ると、ゲーム進行中に両プレイヤーとも対戦相手のデッキリストを見ていました。聞いてみたところ、2人ともそれは問題ないと思っており、対戦相手がどうサイドボードしたかを調べたいのだと言いました。どうすべきでしょうか。 [expand title=Answer]  AidanとNaaraaはどちらも外部情報を求め、得ています。デッキリストは実質的にサイドボードのメモの一部であり、彼らが得た情報はゲームとゲームの間には得られうるものなので、〔外部情報の参照〕の格下げが適用されます。両プレイヤーとも〔外部情報の参照〕による【ゲームの敗北】を受けますが、同時に与えられるので適用されません。そのマッチの第2ゲームは終わりになりますが、記録はされず、新しい第2ゲームが始まります。両プレイヤーにメモについて説明し、ゲーム進行中にはメモを参照できないということを理解させましょう。[/expand]

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同盟者じゃないギデオン

 AbelはスタンダードのPPTQでNickと対戦しています。Abelは4枚の《》をタップし、「《》を唱えるよ」と宣言して手札にあったカードをテーブルに置きました。そして「騎士を出すよ」と言って2/2の騎士・同盟者・トークンを戦場に出し、「そっちのターンだよ」と言いました。Nickは自分のターンにカードを引いてから盤面を検討し、そして戦場にあるカードが《》ではなく《》だったことに気づきました。2人はジャッジを呼び、ジャッジであるあなたは状況を確認した時にAbelの手札には実際に《》があって、単に違うカードを置いてしまっただけだということがわかりました。  どうすべきでしょうか。 [expand title=answer]  Abelは〔その他一般のゲームルール抵触行為〕による【警告】を受け、Nickは〔違反の見逃し〕による【警告】を受けます。誤りの生じたところまでゲームを復元します。Nickの手札から無作為にカードを1枚選び、それを彼のライブラリーの一番上に置き、必要に応じて土地をタップさせ、騎士・トークンを取り除き、《》をAbelの手札に戻し、Abelの土地をアンタップさせましょう。[/expand]

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再び灰色熊とともに

 Andyはルール適用度が競技のレガシーのイベントでNoleと対戦していて、変異1体と《》をコントロールしています。Andyの攻撃クリーチャー指定ステップ中に、Noleは《》を《》を対象に唱えました。Andyは対応して《》の変異コストを支払い、表向きにしました。Andyは《》を墓地に置き、「ドロー誘発」と言いました。Noleは対応して《》を唱え、クリーチャー2体を戦場に出しました。《》の解決後、Andyはターンを終えましたが、Noleは自分のドロー・ステップにAndyがカードを引き忘れていたことに気づきジャッジを呼びました。どうすべきでしょうか? [expand title=”Answer”]  Andyは「ドロー誘発」と言ったことで誘発を示していたので、〔誘発忘れ〕にはなりませんが、その誘発を正しく解決しなかったことで〔その他一般のゲームルール抵触行為〕になります。Andyは〔その他一般のゲームルール抵触行為〕による【警告】を受け、Noleは〔違反の見逃し〕による【警告】を受けます。〔その他一般のゲームルール抵触行為〕に認められた部分的修復としてAndyにそのカードを即座に引かせましょう。 [/expand]

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闇の中の光

 モダンのPPTQでAtariがNintendoと対戦しています。Atariの第1ターンに、Atariは《》をプレイし、ターンを終えました。Nintendoは《》と《》をプレイし、両プレイヤーがそれぞれ自分のライブラリーの一番上のカードを公開してからパスしました。Nintendoの終了ステップに、Atariは《》を自身を対象にして唱え、それが解決されて、自分のライブラリーの一番上からカードを3枚墓地に置き、そしてライブラリーの一番上になったカードを公開して、それからそのカードを引こうとしました。引いている間に、Nintendoは状況に気づき、Atariを止めてジャッジを呼びました。  どうすべきでしょうか? [expand Title=”Answer”]  Atariは〔その他一般のゲームルール抵触行為〕によって【警告】を受けます。彼女は《》で1枚多く墓地に置きました。カードは全て公開されているので、一番上のカードを引きかけたことは違反にはなりません。  Atariの墓地に置かれた3枚目のカードをAtariの手札に入れ、Atariが引きかけていたカードをライブラリーの一番上に戻し、そしてゲームを続けさせましょう。 [/expand]

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「肉よ卵よ、我らが食!」

 PeytonとPenelopeがあなたの運営するPPTQで対戦している。第3回戦に早くマッチを終わらせた彼らは、近所の中華料理屋に昼食を買いに行き、テーブルに戻って食事をしました。その後、第4回戦の対戦組み合わせを発表した時点で、彼らが食事をしたテーブルには弁当箱や空のペットボトルが放置されていて、ソースが飛び散っていました。プレイヤーはそれぞれの席に向かい、この席で対戦することになっているプレイヤーがゴミがあると訴えてきました。どうすべきでしょうか。 [expand title=”Answer”]  まず、ゴミを片付け、可能なら汚れを拭き取りましょう。あるいは、この2人を対戦させるための別のテーブルを確保した上で、彼らに結果登録用紙が正しく配られるようにしましょう。その後で、PeytonとPenelopeのマッチが終わった後で、彼らそれぞれにゴミを放置すると他の誰かが片付けなければならないし、他のプレイヤーのじゃまになるので良いことではないということを理解させましょう。その上で、〔非紳士的行為 ― 軽度〕による【警告】を与えましょう。 [/expand]

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超外科的サイドボード

 モダンのPPTQのデッキチェック中に、Percyのサイドボードのスリーブの中に1枚過剰なカードが入っていることに気づきました。サイドボードには《》が2枚入っていて、過剰なカードは3枚目の《》でした。これは裏向きで、サイドボードにある他のカードの裏にありました。その点以外では、彼のデッキには問題はありませんでした。テーブルに戻ってPercyを呼び出したところ、彼は、サイドボードの15枚目のカードをぎりぎりで決めたので、取り除いたカードを置いておく場所が他になかったのだと言いました。また、ゲーム開始前の手順で、彼はサイドボードを対戦相手に示し、2枚入っているカードがあることを言い、しかもそこに裏向きで入っているのは《》だと見せていたのです。対戦相手のOliviaはそのとおりだと認めました。どうすべきでしょうか。 [expand title=”Answer”]  Percyのサイドボードに過剰なカードがありますので、普通は〔デッキの問題〕になりますが、この場合は適正です。MTRの規定に、サイドボードを提示する、というものがあります。これは常に行われているわけではありませんが、「サイドボード以外のものはデッキ箱の中に入れてある」という前提で行なわれています。どのカードがサイドボードのカードなのかを示しているので、Percyは懲罰を受けません。  Percyがこのルールを守っていることに感謝し、提示し忘れたときの処理を理解しているか確認しましょう。マッチごとにサイドボードを提示するつもりだったとしても、混乱を避けるためには、過剰なカードはスリーブから出して箱の中に置き、サイドボードを箱から出しておくべきでしょう。 [/expand]

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誰も審問を疑わない

 あなたはモダンのPPTQのヘッドジャッジです。Andreaは自分の第1ターンに《》をプレイし、その後で《》を唱えました。Naomiの公開した手札は、《》3枚、《》2枚、《》2枚でした。AndreaはNaomiの手札にあったカードすべてを書き留め、書き終わってから「ターン終了」と言いました。Naomiは手札を戻して、ターンのドローを行ない、《》をプレイして、《》を唱えました。この時点で、AndreaはNaomiの手札から捨てさせるカードを選んでいなかったことに気づき、ジャッジを呼びました。どうすべきでしょうか。 [expand title=”Answer”]  Andreaは〔その他一般のゲームルール抵触行為〕によって【警告】を受け、Naomiは〔違反の見逃し〕によって【警告】を受けます。《》と《》はどちらも《》の効果によってAndreaに知られているカードであり、他に何も起こっていないので、巻き戻しが妥当です。巻き戻しの処理として、《》と《》をNaomiの手札に戻し、それからNaomiがこのターンに引いたカードである、Andreaの書き留めたNaomiの手札にないカードを、Naomiのライブラリーの一番上に置きます。最後に、《》をスタックに戻し、Naomiの手札をもう一度公開させて、Naomiに捨てさせるカードをAndreaに選ばせます。 [/expand]

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我が過去の罪

 モダンのグランプリ2日目に、AdrianとNatalieが対戦しています。Adrianは2枚目の土地をプレイし、《》を唱えました。Natalieはそれを認めてから、Adrianのターンの終了時に自分の唯一の土地をタップして《》を対象に《》を唱えました。Adrianはうなずき、《》を墓地に置きました。Natalieがアンタップしてターンのドローをしたところで、Adrianは《》によってコストが上がっているので、Natalieが《》を唱えることはできなかったはずだと指摘しました。彼らはジャッジを呼び、Adrianは昨日同じ誤りで2回ペナルティを受けていることを伝えてきました。どうすべきでしょうか? [expand title=”Answer”]  Natalieは〔ゲーム上の誤り ― その他一般のゲームルール抵触行為〕により【警告】を受け、Adrianは〔ゲーム上の誤り ― 違反の見逃し〕により【警告】を受けます。〔違反の見逃し〕は3回めの【警告】でも格上げにはなりませんし、複数日のイベントでは日をまたいで格上げになることはありません。両プレイヤーにこのことを知らせ、Adrianが誠実だったことを褒めるべきです。ゲームは《》が唱えられる直前まで巻き戻します。その際、Natalieの手札から無作為に選んでそれをライブラリーの一番上に置き、《》を手札に戻し、Adrianのターン終了ステップに戻し、土地をアンタップ状態にします。 [/expand]

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間違ったミミックの昔

 スタンダードのPPTQで対戦しているAlbertとNadegeがジャッジを呼びました。Nadege曰く、Albertが前のターン、第2ターンに《》をプレイしました。その次のNadegeのターンに、Nadegeは土地をプレイし、ターンを終えました。そしてこのターン、Albertは《》をプレイし、Nadegeはその解決を認めました。Albertは《》の上に+1/+1カウンターを置こうとし、その理由を尋ねたNadegeに対して《》を指差しました。そこで両プレイヤーが、Albertがクリーチャー・タイウを宣言していなかったことに気づきました。どうすべきでしょうか? [expand title=”Answer”]  Albertは〔ゲーム上の誤り ― その他一般のゲームルール抵触行為〕によって【警告】を受け、Nagedeは〔ゲーム上の誤り ― 違反の見逃し〕によって【警告】を受けます。常在型能力を忘れていた場合に即座に選択を決めるのは〔その他一般のゲームルール抵触行為〕において許容される措置なので、Albertはその選択を行ないます。この選択に加え、《》が解決されてカウンターを得ていないので、単純な巻き戻しを行ないます。《》がスタックにあったところまでゲームを巻き戻し、Albertに《》の選択を行わせ、Nadegeに優先権を与えます。Nadegeが何もしなければ、《》が解決されてカウンターを得ることになります。 [/expand]

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