まとめておしまい

 AllieとNemoがシールド戦PPTQで対戦しており、あなたはフロアジャッジです。AllieはNemoを《》で攻撃しました。戦闘ダメージ・ステップに入る前に、Nemoはその《》を対象にして《》を唱え、「ダメージ前にその守護者を追放するよ」と言いました。Allieは《》を、自分の他の追放されているカードの上に置き、それから手札を見て、戦闘後にどのクリーチャーを唱えるか考えているようです。どうすべきでしょうか? [expand title=”Answer”]  AllieはNemoの《》の解決前に《》を生贄に捧げるのを忘れるという〔ゲーム上の誤り ― 誘発忘れ〕の違反を犯しています。《》の誘発型能力は一般的に有害と考えられるので、Allieはこの違反によって【警告】を受けます。ゲームを中断させて〔誘発忘れ〕であることを両プレイヤーに告げましょう。Nemoはその誘発型能力を即座にスタックに置くことを選べますが、その能力を解決しても何も起こりません。 [/expand]

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○にはまるかはまらぬか

 あなたは地元のスタンダードのPPTQのヘッドジャッジです。デッキリストを集め終わり、第1ラウンドを開始しました。リストが揃っていることを確認していると、1人のデッキリストに、数字だけ書かれた空行があることに気が付きました。彼のデッキは黒白コントロールで、デッキリストには (他42枚) 4 《》 6 《》 8  と記載されていました。  どうすべきでしょうか? そのプレイヤーにいつ話を聞くべきか、何を伝えるべきか、どのような違反となり懲罰が与えられるべきか考えて下さい。 [expand title=”Answer”]  ヘッドジャッジとして、ここで〔デッキリストの問題〕を適用しないことができます。プレイヤーが提出したのは、一見すると不正なデッキリストですが、その空行に入るカードが《》なのは明らかです。そのプレイヤーが《》をプレイしていることを確認して、ラウンド終了後にそのプレイヤーにリストを訂正したことを伝え、今後はもっと注意するように伝えましょう。 [/expand]

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混沌の工作員

 AcaciaとNaomiがレガシーの5Kイベントで対戦しています。Acaciaは《》をコントロールしています。Acaciaはそのターンのドローを行ない、《》の能力を解決して2枚のカードを自分のライブラリーの上に戻しました。Acaciaは《》を唱え、「《》を解決していい?」と尋ねました。Naomiは「いいよ。解決して」と答えました。その後、Acaciaは自分のライブラリーの一番上から2枚のカードを公開し、それは《》と《》でした。Naomiはジャッジを呼び、Acaciaが続唱の誘発を忘れたと主張しました。  どうすべきでしょうか? [expand title=”Answer”]  Acaciaは続唱の誘発を忘れています。一般的に有害な能力ではないので、〔誘発忘れ〕による懲罰は受けません。Naomiに、その誘発をすぐにスタックに置くかどうかを尋ねます。どちらにせよ、Acaciaは存在しない続唱能力を解決したことで〔過剰なカードを見た〕ことになり、【警告】を受けます。この一番上から公開された2枚のカードは《》で既知のものであり、そのライブラリーでの順番は問題ではないので、その公開されたカードを単純に元通りに戻し、シャッフルをしないでゲームを進めさせることができます。Naomiが続唱をスタックに置くことを選んだ場合、この2枚のカードが公開されることになりますが、それでもこの続唱の解決前に両プレイヤーに優先権が発生することを忘れないようにしましょう。 [/expand]

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墓所破りの話

AntoineとNancyはスタンダードのグランプリで対戦しています。Antoineはアンタップ状態の《》を3体コントロールしており、そのうち1体と沼2枚をタップしてカードを1枚引き、自分の記録用紙のライフを1点減らしました。NancyはAntoineを止め、間違いを指摘しました。Antoineは「うわ! カードを引くつもりだったけど違う能力起動してた。土地じゃなくてゾンビをあと2体タップしたつもりだったんだ。ジャッジ!」 どうするべきでしょうか? [expand title=”Answer”] Antoineは〔非公開カードに関する誤り〕により【警告】を受けます。この誤りを解消するため、Antoineは手札をNancyに公開し、NancyはそこからAntoineのライブラリーの無作為の部分に戻すカードを1枚選びます。Antineは《》と沼2枚をアンタップし、プレイを再開します。 [/expand]

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本当にこれの拝借?

AndreaはスタンダードのPPTQでNickと対戦しています。Andreaは昂揚を達成した状態で、《》3枚をタップし、ニックを対象にして《》を唱えました。Nickはそれを解決させて手札を公開しました。Andreaは《》を選び、Nickの手札の内容をメモしてからライブラリーの中を探し始めました。ライブラリーから抜き終わった後、AndreaはNickのライブラリーと手札をまとめてしゃっふりし始めました。Nickは慌てて「何してるんだ? ジャッジ!」  どうすべきでしょうか? [expand title=”Answer”]  Andreaは〔その他一般のゲームルール抵触行為〕による【警告】を受けます。メモされている手札が正しいことを確認してから、Nickのライブラリーからそれらのカードを戻し、それをNickの手札にします。その後、Nickに自分のライブラリーを切り直させます。 [/expand]

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霊気のキセキ!

 あなたはモダンのPPTQのヘッドジャッジで、AceとNinoが対戦しています。このターンの開始時に、Aceはアンタップし、カウンターを1個《》の上に置いて、ライブラリーの一番上のカードを手にとって見ました。少し考えてから、Aceはそのカードを裏向きで《》の横に置きました。考え終わってから、Aceは新しくライブラリーの一番上のカードを手に取り、それを手札に加えました。Ninoは即座にジャッジを呼び、状況を説明しました。  どうすべきでしょうか? [expand title=”Answer”]  Aceは〔非公開カードに関する誤り〕による【警告】を受けます。Aceに、《》のそばにあるもの以外の手札を公開させます。Ninoにその中から1枚選ばせ、それを過剰なカードとしてAceのライブラリーの未知の部分に混ぜ入れます。 [/expand]

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口からまっすぐ

 モダンのPPTQで、あなたはヘッドジャッジです。Alexがマッチ中にあなたを呼びました。彼のターン中に《》で攻撃したところ、Nathanが《》を《》を対象に起動し、それに対応してALexは《》を4で唱えて、4点のライフを得てカードを4枚引いて、少し考えてから《》を墓地に置き、その後で《》をプレイしてターンを終えました。現在はその次のターンで、Nathanが、《》を墓地に置かないままでドロー・ステップのカードを引いたところです。あなたは、Alexがすぐに《》で対応したために、Nathanは生け贄に捧げることを忘れたのだと判断しました。  どうすべきでしょうか? [expand title=”answer”]  Nathanは〔その他一般のゲームルール抵触行為〕により【警告】を受け、Alexは〔違反の見逃し〕による【警告】を受けます。この場合、巻き戻しは非常に混乱を招くので、複雑な巻き戻しを考える必要はありません。部分的な修正として、《ロノムの口》をAlexの墓地に置きます。 [/expand]

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シェフェトの必殺技

 AbbyとNovaが『アモンケット』のシールド戦PPTQで対戦しています。Abbyは《》4枚をタップし、《》を捨ててサイクリング・コストを支払ったと宣言しました。彼女はカードを1枚引き、それからライブラリーを見始めました。Novaは彼女を制止して、「ちょっと待って、カードを引くのはライブラリーから探したあとだよ。カードにそう書いてあるだろう」と言いました。Abbyは《》をよく読み、「本当! その通りね。ジャッジ!」  どうすべきでしょうか? [expand title=”answer”]  《》の誘発型能力は選択的です。カードを引いて探さないと示すことは適正なので、Abbyがカードを引いた時点では何も違反はありません。Novaが異常に気づくことができるのは、Abbyが探し始めたときです。Novaは、認識可能な誤りをAbbyが最初に犯した直後にゲームを止めています。つまり、Abbyは〔過剰なカードを見た〕違反を犯しており、【警告】を受けるということになります。Abbyにライブラリーの無作為の部分を切り直させ、《》をサイクリングした場合はライブラリーからカードを探すほうがカードを引くよりも先だということを指摘しましょう。 [/expand]

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権威に敬意を

 AlexはスタンダードのPPTQでNateと対戦しています。Alexは《》1つと《》2体をコントロールしています。Alexは《》を唱え、解決されました。Alexは《》に《》を搭乗させ、クリーチャーすべてで攻撃しました。ブロック宣言前に、Nateは自分の《》を起動し、飛行機械1体を戦場に出しました。《》をブロックされたくないAlexは、《》でその飛行機械を破壊します。《》から3点のダメージを受けて、Nateのライフは10点になります。その後、Nateは《》で飛行機械をもう1体生成し、「ブロックに入ってもいい?」と聞きました。Alexが同意したので、Nateは《》のうち1体を《》で、《》を飛行機械でブロックしました。両プレイヤーがライフ総量を記録し、Nateのライフは9点でした。この時点で観客から、トークンはタップ状態で出るはずだからブロックできない、という指摘がありました。両プレイヤーとも、トークンがアンタップ状態で戦場に出ていたことを認めましたが、Alexは「トークンがブロックできないと知っていたら、除去しなかった」と付け加えました。  どうすべきでしょうか? [expand title=”Answer”]  Nateは〔その他一般のゲームルール抵触行為〕により【警告】を受けます。彼はトークンをタップ状態で生成すべきでした。Alexは〔違反の見逃し〕により【警告】を受けます。彼は《》をコントロールしていましたが、この誤りには受動的にしか関与していませんので両プレイヤーに〔その他一般のゲームルール抵触行為〕を出す状況ではありません。ゲームを2つ目のトークンが生成された時点まで巻き戻し、どちらのプレイヤーにも何も情報を増やしていない範囲としてブロックを取り消します。起こった誤りの中にはそのままになるものもありますが、巻き戻しによる混乱は最低限になり、この誤りによる主な混乱であるブロックが成立スべきではないということは解消されます。通常、部分的な巻き戻しは認められませんが、今回は2つの誤りが発生していたので可能です。戦闘ダメージを取り消し(Nateのライフを10点に戻し)、トークンと《》を戦場に戻すことで巻き戻しを完了させ、その後でブロックを取り消し、トークンをタップ状態にします。両プレイヤーに、ブロック・クリーチャー指定前の攻撃クリーチャー指定ステップにそれぞれが優先権を得るということを知らせます。 [/expand]

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まさに木端微塵

あなたはスタンダードのPPTQでジャッジをしています。ラウンド開始時のデッキチェック中に、Osirisのメインデッキが59枚、サイドボードが16枚になっていたことに気づきました。デッキリストを確認すると、デッキリストでもメインデッキが59枚、サイドボードが16枚でした。サイドボードは以下のとおりです。 3 2 3 4 2 2 あなたはOsirisをデッキチェック用テーブルに呼び出し、この問題について尋ねました。彼は、メインデッキは60枚、サイドボードは15枚でリストに書いたつもりだと言います。大会開始直前に慌てて75枚を集めたので、メインデッキのカードを1枚、間違えてサイドボードに区分してしまい、デッキリストにもそう書いたようです。どうすべきでしょうか。 [expand title=”Answer:”] Osirisは〔イベント上の誤り〕に当てはまる違反を2つ犯しています。1つは不正なデッキリストを提出したことによる〔デッキリストの誤り〕で、これの懲罰は【ゲームの敗北】です。もう1つはゲーム開始時に不正なデッキとサイドボードを対戦相手にわたしたことによる〔デッキの誤り〕で、これの懲罰は一般に【警告】ですが、IPGの3.5に格上げ条件が示されています。 > 対戦相手にデッキを提示している間にデッキが不適正であると発覚し、紛失したカードが対戦相手のデッキに含まれていなかった場合、【ゲームの敗北】に格上げされる。 したがって、この〔デッキの誤り〕によってもOsirisに【ゲームの敗北】が与えられます。両方の懲罰が記録されますが、マッチの成績に影響するのは1つだけになります。言い換えると、Osirisはこの2つの【ゲームの敗北】によってマッチに負けるわけではありません。IPGの1.2節に、以下のようにあります。 > 単一の原因で起こった違反、あるいは同時に発見された複数の違反は、単一の違反として扱われる。 メインデッキの誤りを修正するため、Osirisはいわゆる基本土地5種から1枚選び、それを60枚目のカードとして追加します。サイドボードに関しては、《木端+微塵》を1枚減らします。この変更をデッキリストに記録します。マッチは第2ゲームから再開され、Osirisが先攻後攻を決める権利を持ちます。 [/expand]

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