埋葬された宝物

 AndreaとNormanは地元のモダンPPTQで、お互いに第1ゲームのためにデッキを提示した。NormanはAndreaのデッキをディール・シャッフルし、その後で「ん、61枚でプレイするの?」と聞いた。Andreaは「えっ!? いや……」と言い、手早くサイドボードが15枚あることを確認した。彼らはジャッジを呼び、状況の解決を頼んできた。  Andreaのデッキを確認したところ、提示されたデッキの中にそれと同じ色のスリーブに入った宝物・トークンがあることがわかった。どうすべきか。 [expand title=”Answer”]これは違反ではない。宝物・トークンをデッキから取り除き、プレイヤーたちにプレイを続けるように伝えること。デッキと同じスリーブに入っていても、トークンはデッキが適正かどうかを判断する上では考慮しない。プレイヤーたちに注意深くすることと、トークンにスリーブをかけるなら色を変えたほうがいいことを伝えること。[/expand]

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そう急ぐなよモンストロサウルス君!

 Amesは『イクサラン』のシールドPPTQでNettyと対戦しています。Amesが第5ターンにアンタップした時点で、Nettyはタップアウトしていました。Amesはカードを引き、そして即座に片手で土地を4枚タップすると、もう一方の手で土地1枚と《》を両方タップ状態で出して「攻撃、5点」と言いました。Nettyは「5点ね」と答えました。ライフ総量を書き換えていると、NettyはAmesが出した土地が《》であることに気づき、ジャッジを呼びました。Amesに尋ねたところ、時間を節約するために素早くプレイしていて、手札にあったカードを間違えてしまった。別の土地をプレイしたつもりだったと言います。確かめてみると、Amesの手札には3枚の《》がありました。  どうすべきでしょうか。 [expand title=”Answer”]これは〔ゲームルール抵触行為〕です。誤りの起こった時点まで巻き戻す必要があります。ここでの誤りは、タップ状態で戦場に出るはずの土地をアンタップ状態で戦場に出したことです。戦闘ダメージが実際に記録されているならそれを取り消し、《》と《》をAmesの手札に戻し、Amesの土地4枚をアンタップさせます。Amesは〔ゲームルール抵触行為〕による【警告】を受けます。Nettyは〔違反の見逃し〕による【警告】を受けます。[/expand]

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何の勇者?

 Patrickは、ルール適用度が競技で運営されているスタンダードの5kイベントで、《》デッキを使っています。  Patrickのデッキリストは以下の通りでした。 22 土地 4 氷河の城砦 2 敵意ある砂漠 2 イプヌの細流 3 灌漑農地 5 島 6 平地 14 クリーチャー 4 発明の天使 4 勇者 3 査問長官 3 聖なる猫 14 インスタントとソーサリー 4 航路の作成 1 燻蒸 2 選択 4 復元 3 巧みな軍略 10 その他の呪文 2 排斥 4 王神の贈り物 2 軍団の上陸 2 アズカンタの探索 サイドボード 1 賞罰の天使 3 選定された行進 1 領事の権限 […]

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古典的腹心的腹心

 AnkerとNiteがモダンのPPTQで対戦しています。Ankerは《》をコントロールしています。彼はアンタップし、彼のクリーチャーを指差して「腹心の誘発」と言ってカードを引きました。Ankerは続けて「このターンのドローしていいか?」と言いました。Niteはジャッジを呼び、Ankerが《》の誘発で得たカードを公開せずに手札に入れたと説明しました。どうすべきでしょうか。 [expand title=”Answer”]これは典型的な〔ゲーム上の誤り ― 非公開カードに関する誤り〕です。NiteはAnkerの手札を見て、その中の1枚をAnkerのライブラリーの一番上に戻すカードとして選びます。その後、《》の誘発型能力が正しく処理されます。Ankerは〔ゲーム上の誤り ― 非公開カードに関する誤り〕による【警告】を受けます。 [/expand]

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スリーブを不足させないこと!

 AmyはシールドPPTQの第1回戦、Neveと対戦するために座り、ラウンドが始まりました。Amyは自分のデッキに1枚カードが多いことに気づき、ジャッジを呼びました、彼女はちょうど40枚スリーブを持っていましたが、スリーブをつけているときに1枚カードが余ったのです。Amyはその過剰なカードが何かがわからなかったので、あなたはすぐにデッキリストを持ってきて確認したところ、デッキリストにはメインデッキに41枚登録されていました。Amyはスリーブの予備を持っておらず、既にラウンド開始から4分が経過しています。AmyとNeveを対戦させるためにどうすべきでしょうか。また、違反や懲罰は(あるなら)何が適用されますか。 [expand title=”Answer”]  これは〔デッキリストの問題〕ではありません。Amyがプレイしようとしたデッキとデッキリストは一致しています。Amyは40枚でデッキを組もうとしていたかもしれませんが、彼女は物理的に41枚のデッキを組み、それをデッキリストにも書いています。違反も懲罰もありません。Amyは10分で妥当なスリーブを見つけるか、デッキのスリーブを外すか、その他プレイできるようにしなければなりません。ここで、このジャッジコールで既に数分費やしている上に、長い延長が与えられることになります。Amyがスリーブを付け直すのを助けるのは、このマッチを早く開始させるための素晴らしい手法だと言えるでしょう。 [/expand]

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おおっとの神殿

 あなたがヘッドジャッジをつとめるモダンのPPTQで、AshtonはNaomiと対戦しています。Ashtonはそのターンの土地として《》をプレイしました。Ashtonは自分のライブラリーの一番上のカードを見て、テーブルの上に裏向きで置きました。Ashtonは考えてからそのカードを手に取り、自分の手札に入れました。Naomiは即座にジャッジを呼びました。どうすべきでしょうか。 [expand title=”Answer”]  これは〔非公開カードに関する誤り〕で、Ashtonは【警告】を受けます。Ashtonは手札に入れるべきではないカードを手札に入れてしまい、公開されている情報だけから修正することはできません。Ashtonは手札を公開し、Naomiがそこからカードを1枚選びます。Ashtonはそのカードを手札に入れる前から何だったかを知っているので、そのカードをAshtonのライブラリーの一番上に戻し、シャッフルはしません。 [/expand]

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不在の先兵

 あなたは『イクサラン』シールドのPPTQでヘッドジャッジです。第2回戦の終わりに、あるプレイヤーが、床に落ちていた、誰のものかはわからない、と黒マットのスリーブに入った《》を渡してきました。黒マットのスリーブを使っているプレイヤーは何十人もいます。カードが落ちていたというアナウンスをしても、誰も名乗りませんでした。  第5回戦の間に、あなたはそのカードの所有者であるPeterを見つけました。Peterはこのカードが彼のものであると確認しましたが、それがなくなっていることに気づかなかったと言います。このカードはPeterのデッキリストの「使用枚数」の欄に記載されていました。Peterは現在第5回戦の第2ゲームの途中で、彼が現在使っているデッキは40枚でした。 [expand title=”Answer”]  現在、マッチの第2ゲームなので、《》は彼が開封した他のカードとともにサイドボードの一部として扱われるため、彼の提示したデッキで現在使われているわけではありません。つまり、現在のゲームについてはどの懲罰も課されません。  しかし、彼が《》を「使用枚数」の欄に記載していたので、入っていなければならないのに入れずにプレイしていたということがわかっている過去のゲームについて検討する必要があります。IPGによると、「プレイヤーが実際に使用しているデッキまたはサイドボードが、登録されたデッキリストと整合しておらず、プレイヤーが意図していたのはデッキリストのものである。」とあり、「使用していた」ものを参照していません。〔デッキの問題〕は、現在進行中のゲームで現在提示されたデッキにのみ適用されます。現時点では違反は存在しないので、懲罰は課されません。  Peterの《》を彼に返し、離席するときにはプレイエリアをチェックするように言いましょう。必要な延長時間を与え、プレイヤーにマッチを続けさせましょう。 [/expand]

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2つのデッキの使い分け

 AbagailはシールドのPPTQに参加しています。彼女はマッチの第1ゲームのために着席し、スリーブのかかったカードおよそ40枚の束をデッキボックスから取り出し、シャッフルして対戦相手に提示しました。自分の初期手札を引いている間に、彼女は即座にジャッジを呼び、これはサイドボードだと説明しました。彼女は素早くサイドボードができるように何組かのカードにスリーブをかけてあって、間違った束を取ってしまったと言います。どうすべきでしょうか。 [expand title=”Answer”]これは〔イベント上の誤り ― デッキの問題〕です。どの格上げも当てはまらないので、懲罰は【警告】になります。アビゲイルに正しいデッキを選ばせることでデッキをリストに合わせて修正し、それがリストと一致していることを確認します。この誤りは初期手札を引いている間に起こったので、Abagailはマリガンをしなければなりません。そのため、彼女が正しいデッキをシャッフルした後の新しい初期手札は6枚になります。彼女はさらにマリガンをしても構いません。[/expand]

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不気味な思惑

 あなたが1人でジャッジしているモダンのPPTQで、ArielleとNiceが対戦しています。Arielleは《》をコントロールしており、その-2能力を起動してカードを探し、見つけました。彼女は自分のライブラリーを切り直して、そのカードをその一番上に置きました。その後、Arielleは《》で攻撃し、Nickは《》でブロックしました。戦闘ダメージに進み、両クリーチャーが死亡して、Arielleは「《》のドローね」と言ってすぐにカードを1枚引きました。Niceは《》を読み、カードは引けないと指摘してジャッジを呼びました。  どうすべきでしょうか? [expand title=”Answer”] Arielleに〔非公開カードに関する誤り〕で【警告】を与えます。Arielleは彼女の手札を公開し、Niceはその中からArielleのライブラリーの一番上に戻すカード1枚を選びます。両プレイヤーにカードを注意深く読むように指導しましょう。[/expand]

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湯の中に上陸

 PPTQのラウンド4のデッキチェックで、あなたがプレイヤーのデッキを裏向きに広げたところ、5枚が他のスリーブに比べて1~2ミリ程度短いことに気づきました。その5枚は《》《》《》《》《》でした。プレイヤーにスリーブをどうかけたか尋ねたところ、彼は、まずデッキをソートして、デッキリストを書いて、それからデッキを軽くシャッフルしてからスリーブをかけた、と言います。また、スリーブの枚数が足りなかったのでスリーブを2パック混ぜて使ったとも言いました。あなたはここに故意はないと判断しました。どうすべきでしょうか。 [expand title=”Answer”] プレイヤーに、〔区別できるカード〕による【ゲームの敗北】を与えます。他のカードと区別できる5枚全てが青マナを出せるカードです。これを知っていることでプレイヤーはかなりの有利を得る可能性があるので、懲罰は【ゲームの敗北】に格上げされます。[/expand]

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